しずか 【色白癒し系美乳美女】のブログ
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鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎
こんばんは✨
日本と言う国は、水木しげる・荒俣宏・京極夏彦の三権分立でできている、と信じている女、シズカです。
本日も、一緒に過ごして下さった皆さん、ありがとう😊
ワタクシ、休暇中に「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」観に行ってきました😀🎞📽
水木先生&京極先生共に、自身の作品のアニメ化・実写化に関しては「原作とは別物として切り離して見るべきもの」と言うスタンスの方々なので、一ファンであるワタクシも「これは、原作にインスパイアされた他人が作った二次創作」として見ることにしています。
🪬この映画のテーマは「なぜ、鬼太郎は人間を手助けして生きるようになったのか、を描いた前日譚」です。
横溝正史✕手塚治虫「奇子」を、鬼太郎の登場人物を使って描いた物語、と言う印象です。
人間の愚かさ醜さにピントを合わせてあるので「妖怪大戦争」や「最強妖怪軍団!日本上陸!!」のように、様々な妖怪が入り乱れる百鬼夜行バトル活劇を期待すると、肩透かしを食らいます。
🪬人里離れた閉鎖的な集落。治外法権的な権力で集落を牛耳る一族。当主の死、相続問題によって浮き彫りになる一族の愛憎。そして起きる連続殺人。舞台装置は「それ、どこの犬神家ですか」と言いたくなるほど横溝チックなのですが、私はこの作品は、水木漫画と言うより「絡新婦の理」や「塗仏の宴」あたりの京極作品に近いストーリー造形だと感じました。
水木先生の描く妖怪漫画って、珍しい動物図鑑を見ているようなワクワク感があるんですわ。
漫画としても面白いんですが、水木先生が古今東西で渉猟した妖怪のカタログ、として非常に秀逸なんです。
妖怪と言う生き物の生態や伝承に、好奇心や想像力を刺激される、と言うのが水木妖怪の楽しみ方です。
先生は従軍中に親交を深めたパプアニューギニアの原住民のことを「土と暮らす崇高な人々、人間本来の生き方を全うしている人々」と言う敬意を込めて「土人」と呼んでいた、と言うエピソードがあります。
水木妖怪は、どちらかと言うと、水の中、木の中、土の中、自然現象の中に魂を見る、アミニズム的な「妖怪」です。
不気味さと可愛いらしさが混ざった、水木妖怪のデザインも、自然の中に荒魂と和魂を見る、日本人らしい感性由来のものでしょう。
対する、京極先生の百鬼夜行シリーズは、妖怪を媒介にして、人間の欲、人間の業、人間の情念、固定観念の絡まりを浮き彫りにして、解体し、憑き物を落とす、と言うのが定石。
「妖怪」の中に人間を見せられるんです。
よって「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」は、水木しげる的ではなく、京極夏彦的な文脈で描かれた作品だと思います。
🪬京極先生が「ヒトでなし」と言う作品を刊行した時のインタビューで、このように話していました。
「人でなしというのは主に罵倒語なんですが、でも、例えばヒドいことをした人を『このケダモノ!』と罵りますけど、獣は大抵そんなことはしないという(笑)。ヒドい行いというのは、概ね極端に『人間らしい』行いだったりするわけです」
「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」は、まさに人間らしさの澱で殴り書きしたような、おぞましく哀しい物語です。
水木漫画では、人間と妖怪の間の子、と言う出自を持つネズミ男が、人間の狡さや小賢しさを象徴する駒として使われるのですが、この映画でのネズミ男は、歴代のネズミ男の中で最も無害でマトモです。人間たちの毒気のほうが強烈。
🪬最強の妖怪は何か。私は、目玉の親父さんだと思う。
チート的な強さで言うなら、やかんづるだけど。親父さんも井戸仙人も、にっちもさっちも行かなくなると、やかんづる出動させるし。
目玉の親父さんの強さは、肉体的な強さでも、戦闘能力としての強さでも、策士としての智略の強さでもありません。
病に腐りゆく身体から、目玉一つに魂を移してでも、この世にたった一人の幽霊族として生きていかざるを得ない我が子の側にいたかった。この父の愛に勝るものは、ないと思う。
強さにはいろんな種類の強さがあるけど、思いの強さが一番強い、と人間である私は思いたい。
親父さん推しのワタクシとしては、目玉になる前の親父さんが活躍する今作は、それだけで感極まるものがありました。
今作を見た後だと、親父さんにとっての鬼太郎は、可愛い我が子であると同時に、最愛の妻の忘れ形見でもあるのだ、と強く感じさせられます。
ここまで愛情深い、いい男はなかなかいないぜ。
🪬ここ数年、京極先生は水木プロ関連の仕事をしすぎて疲れきっていらっしゃるのだけれど、京極夏彦監修で「ラバウル戦記」「総員玉砕せよ!」アニメ映画化してくれないかな(←鬼畜の発言なのは自覚している。だけど、鬼や畜生はたぶんこんなことは言わないわけで、こういうことを言うのは大概、人間)。
日本と言う国は、水木しげる・荒俣宏・京極夏彦の三権分立でできている、と信じている女、シズカです。
本日も、一緒に過ごして下さった皆さん、ありがとう😊
ワタクシ、休暇中に「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」観に行ってきました😀🎞📽
水木先生&京極先生共に、自身の作品のアニメ化・実写化に関しては「原作とは別物として切り離して見るべきもの」と言うスタンスの方々なので、一ファンであるワタクシも「これは、原作にインスパイアされた他人が作った二次創作」として見ることにしています。
🪬この映画のテーマは「なぜ、鬼太郎は人間を手助けして生きるようになったのか、を描いた前日譚」です。
横溝正史✕手塚治虫「奇子」を、鬼太郎の登場人物を使って描いた物語、と言う印象です。
人間の愚かさ醜さにピントを合わせてあるので「妖怪大戦争」や「最強妖怪軍団!日本上陸!!」のように、様々な妖怪が入り乱れる百鬼夜行バトル活劇を期待すると、肩透かしを食らいます。
🪬人里離れた閉鎖的な集落。治外法権的な権力で集落を牛耳る一族。当主の死、相続問題によって浮き彫りになる一族の愛憎。そして起きる連続殺人。舞台装置は「それ、どこの犬神家ですか」と言いたくなるほど横溝チックなのですが、私はこの作品は、水木漫画と言うより「絡新婦の理」や「塗仏の宴」あたりの京極作品に近いストーリー造形だと感じました。
水木先生の描く妖怪漫画って、珍しい動物図鑑を見ているようなワクワク感があるんですわ。
漫画としても面白いんですが、水木先生が古今東西で渉猟した妖怪のカタログ、として非常に秀逸なんです。
妖怪と言う生き物の生態や伝承に、好奇心や想像力を刺激される、と言うのが水木妖怪の楽しみ方です。
先生は従軍中に親交を深めたパプアニューギニアの原住民のことを「土と暮らす崇高な人々、人間本来の生き方を全うしている人々」と言う敬意を込めて「土人」と呼んでいた、と言うエピソードがあります。
水木妖怪は、どちらかと言うと、水の中、木の中、土の中、自然現象の中に魂を見る、アミニズム的な「妖怪」です。
不気味さと可愛いらしさが混ざった、水木妖怪のデザインも、自然の中に荒魂と和魂を見る、日本人らしい感性由来のものでしょう。
対する、京極先生の百鬼夜行シリーズは、妖怪を媒介にして、人間の欲、人間の業、人間の情念、固定観念の絡まりを浮き彫りにして、解体し、憑き物を落とす、と言うのが定石。
「妖怪」の中に人間を見せられるんです。
よって「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」は、水木しげる的ではなく、京極夏彦的な文脈で描かれた作品だと思います。
🪬京極先生が「ヒトでなし」と言う作品を刊行した時のインタビューで、このように話していました。
「人でなしというのは主に罵倒語なんですが、でも、例えばヒドいことをした人を『このケダモノ!』と罵りますけど、獣は大抵そんなことはしないという(笑)。ヒドい行いというのは、概ね極端に『人間らしい』行いだったりするわけです」
「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」は、まさに人間らしさの澱で殴り書きしたような、おぞましく哀しい物語です。
水木漫画では、人間と妖怪の間の子、と言う出自を持つネズミ男が、人間の狡さや小賢しさを象徴する駒として使われるのですが、この映画でのネズミ男は、歴代のネズミ男の中で最も無害でマトモです。人間たちの毒気のほうが強烈。
🪬最強の妖怪は何か。私は、目玉の親父さんだと思う。
チート的な強さで言うなら、やかんづるだけど。親父さんも井戸仙人も、にっちもさっちも行かなくなると、やかんづる出動させるし。
目玉の親父さんの強さは、肉体的な強さでも、戦闘能力としての強さでも、策士としての智略の強さでもありません。
病に腐りゆく身体から、目玉一つに魂を移してでも、この世にたった一人の幽霊族として生きていかざるを得ない我が子の側にいたかった。この父の愛に勝るものは、ないと思う。
強さにはいろんな種類の強さがあるけど、思いの強さが一番強い、と人間である私は思いたい。
親父さん推しのワタクシとしては、目玉になる前の親父さんが活躍する今作は、それだけで感極まるものがありました。
今作を見た後だと、親父さんにとっての鬼太郎は、可愛い我が子であると同時に、最愛の妻の忘れ形見でもあるのだ、と強く感じさせられます。
ここまで愛情深い、いい男はなかなかいないぜ。
🪬ここ数年、京極先生は水木プロ関連の仕事をしすぎて疲れきっていらっしゃるのだけれど、京極夏彦監修で「ラバウル戦記」「総員玉砕せよ!」アニメ映画化してくれないかな(←鬼畜の発言なのは自覚している。だけど、鬼や畜生はたぶんこんなことは言わないわけで、こういうことを言うのは大概、人間)。
今日からまた出勤します
R.I.P. YUSUKE CHIBA
こんばんは✨シズカです🎸
本日のワタクシは、チバユウスケの訃報に、打ちひしがれています。
大げさじゃなく、ミッシェルの登場、チバユウスケの存在で人生変わったロックファン、ミュージシャン、いっぱいいたと思うんだ。
The Birthdayは何度か観に行ったことあったけど、一番印象に残ってるのは、THE GOLDEN WET FINGERSとしてのライブに参戦した時のこと。
震災後、被災地の小さなライブハウスでのライブだったんだけど、その頃って、道路とか街灯の復興工事も完了してなくて、市内、まだ、夜は真っ暗な区域もあってね。
アンコールでチバユウスケが「すげぇ星がキレイなとこだな」ってだけ言って、ROSSOの「1000のタンバリン」演ってくれたのね。
当時、自分は復興関連の仕事をしてたんだけど、励ましたり、慰めたりする言葉も、もちろん、被災地の力になるんだけど、ただ、一言、これから立て直していかなきゃならない町を、シンプルに肯定してくれたのが、すごく嬉しかったんだよね。
アーティストとしてだけじゃなく、人間としても、すごくカッコいい人だったと思います。
これから、ミッシェルやThe Birthdayの音楽に出会う人もいるだろうし、今後もチバユウスケの言動や生き様が、生きてく支柱になっていく人間もいっぱいいると思います。
チバさん、ありがとう。
本日の心のBGM:
ROSSO「1000のタンバリン」
THEE MICHELLE GUN ELEPHANT「DANNY GO」
本日のワタクシは、チバユウスケの訃報に、打ちひしがれています。
大げさじゃなく、ミッシェルの登場、チバユウスケの存在で人生変わったロックファン、ミュージシャン、いっぱいいたと思うんだ。
The Birthdayは何度か観に行ったことあったけど、一番印象に残ってるのは、THE GOLDEN WET FINGERSとしてのライブに参戦した時のこと。
震災後、被災地の小さなライブハウスでのライブだったんだけど、その頃って、道路とか街灯の復興工事も完了してなくて、市内、まだ、夜は真っ暗な区域もあってね。
アンコールでチバユウスケが「すげぇ星がキレイなとこだな」ってだけ言って、ROSSOの「1000のタンバリン」演ってくれたのね。
当時、自分は復興関連の仕事をしてたんだけど、励ましたり、慰めたりする言葉も、もちろん、被災地の力になるんだけど、ただ、一言、これから立て直していかなきゃならない町を、シンプルに肯定してくれたのが、すごく嬉しかったんだよね。
アーティストとしてだけじゃなく、人間としても、すごくカッコいい人だったと思います。
これから、ミッシェルやThe Birthdayの音楽に出会う人もいるだろうし、今後もチバユウスケの言動や生き様が、生きてく支柱になっていく人間もいっぱいいると思います。
チバさん、ありがとう。
本日の心のBGM:
ROSSO「1000のタンバリン」
THEE MICHELLE GUN ELEPHANT「DANNY GO」
雪の日に聴きたくなる曲で打線組んだ
こんばんは✨シズカです⛄
11月も、お呼び下さった皆さん、ありがとうございました😊
だんだんと雪が本降りになり、道路状況も悪い中、わざわざホテルまで出向いて下さって、本当に本当にありがとう😊
・
・
・
「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった」(川端康成「雪国」)
世界一有名な日本の名文と言っても過言ではない「雪国」の冒頭部ですが、後に続く「夜の底が白くなった」の部分こそがパンチラインだと、ワタクシは主張したい🤔
行けども行けども雪が積もり、他の色を覆い隠している。細氷が煌めき、平行感覚を失いかける、夜全体が雪になってしまったような世界。自分の体も、足から積雪の一部になってしまいそうな底冷え。情景がワンセンテンスで伝わってくる比喩法の最高峰です。
三好達治の「雪」も、日本の四季の美しさ、日本語情緒の繊細さが詰まっています。三好達治の詩にある季節感、大好きなんだよなぁ。
「太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ。
次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪ふりつむ。」
きっと、綿入れを被って寝息を立てる太郎と次郎の寝部屋は、外の寒さとは裏腹に暖かく、薬缶から上がる蒸気の音しかしないほど、静かな冬の夜なのだろう、と、こちらも情景が浮かんできますね🤔
道路状況を思うと憂鬱な雪ですが、アートの世界では、想像力を刺激してくれるモチーフです❄
てなわけで
❄雪の日に聴きたくなる曲で打線組んだ❄
1番 L’Arc~en~Ciel「Winter fall」
2番 レッド・ホット・チリ・ペッパーズ「Snow」
3番 yui✕ミゾベリョウ「ばらの花✕ネイティブダンサー」
4番 シャーベッツ「はくせいのミンク」
5番 シャーベッツ「シベリア」
6番 ROSSO「シャロン」
7番 ナイン・インチ・ネイルズ「We are in this together」
8番 八十八ヶ所巡礼「凍狂」
9番 ブラック・サバス「Snow Blind 」
11月も、お呼び下さった皆さん、ありがとうございました😊
だんだんと雪が本降りになり、道路状況も悪い中、わざわざホテルまで出向いて下さって、本当に本当にありがとう😊
・
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・
「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった」(川端康成「雪国」)
世界一有名な日本の名文と言っても過言ではない「雪国」の冒頭部ですが、後に続く「夜の底が白くなった」の部分こそがパンチラインだと、ワタクシは主張したい🤔
行けども行けども雪が積もり、他の色を覆い隠している。細氷が煌めき、平行感覚を失いかける、夜全体が雪になってしまったような世界。自分の体も、足から積雪の一部になってしまいそうな底冷え。情景がワンセンテンスで伝わってくる比喩法の最高峰です。
三好達治の「雪」も、日本の四季の美しさ、日本語情緒の繊細さが詰まっています。三好達治の詩にある季節感、大好きなんだよなぁ。
「太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ。
次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪ふりつむ。」
きっと、綿入れを被って寝息を立てる太郎と次郎の寝部屋は、外の寒さとは裏腹に暖かく、薬缶から上がる蒸気の音しかしないほど、静かな冬の夜なのだろう、と、こちらも情景が浮かんできますね🤔
道路状況を思うと憂鬱な雪ですが、アートの世界では、想像力を刺激してくれるモチーフです❄
てなわけで
❄雪の日に聴きたくなる曲で打線組んだ❄
1番 L’Arc~en~Ciel「Winter fall」
2番 レッド・ホット・チリ・ペッパーズ「Snow」
3番 yui✕ミゾベリョウ「ばらの花✕ネイティブダンサー」
4番 シャーベッツ「はくせいのミンク」
5番 シャーベッツ「シベリア」
6番 ROSSO「シャロン」
7番 ナイン・インチ・ネイルズ「We are in this together」
8番 八十八ヶ所巡礼「凍狂」
9番 ブラック・サバス「Snow Blind 」
ゲゲゲ忌
14:00から出勤します
首
こんばんは✨シズカです🎥
本日は大雪の中、お呼び下さった方、ありがとうございました😊
ワタクシ、先日の休暇中に、北野武最新作「首」を観てきました。
私……、この映画……
……大好きです😭!!
🎞以下、箇条書きですが感想です。
(ネタバレあり)
・信長が怖い。
・前評判では「戦国時代の『アウトレイジ』」と評す意見がありましたが、個人的には
戦国時代✕「アウトレイジ」✕「パルプ・フィクション」✕田亀源五郎(※1)
だと感じました。
あたいの好きなものしか詰まってないのよ😭
(※1 ゲイ ハードSM漫画の巨匠)
・好きな監督は、1にタランティーノ、2にロバート・ロドリゲスを挙げるワタクシ。
北野武は、日本のタランティーノだと思っています。北野武とタランティーノは、お互いを好きな監督として挙げているので、実際、通じるところがあるのでしょうね🤔
バイオレンスとジョーク、緊迫と弛緩のリズム感が似てるのよ。
北野&タランティーノ作品って、血生臭いんですけど、映像としてはスタイリッシュな所も共通点があると思います。
・パンフレット収録のインタビューでも、北野監督はタランティーノの「パルプ・フィクション」を引き合いに出していて、「首を中心に、何個ものドラマが同時進行する様子を撮りたかったんだ」と語っているのですが、これは和製「パルプ・フィクション」だと思って見ると、作品理解がしやすいかもしれません。
信長、光秀、秀吉、家康、各陣営。農民、武士、商人、芸人。様々な視点から、首を巡ったドラマが描かれるのですが、首とは何か。
ある者にとっては、立身出世への通行手形。ある者にとっては、愛した者にだけ、預けるに値する御印(ここらへん、マイラブ三島先生と森田必勝氏の最期を重ねてしまいます)。ある者にとっては、どうでもいい、ただの死体の切れ端。
武将も百姓も死んでしまえば、ただの首。その、ただの首に一喜一憂して駆けずり回る人間の愚かさを、暴力と笑いの力業でエンターテイメントに昇華している。
喜寿に手が届く年齢で、こんなにエネルギッシュな作品を撮ってしまう北野武は凄いよ。
・「バッファロー66」然り、「パルプ・フィクション」然り、「地獄の黙示録」然り。
頭一つ抜けた名作は、開始5分ですでに「あ、この映画、名作だ」と思い知らされる説得力があります。
冒頭、首、と言う一文字だけがスクリーンに映し出されます。
書家の柿沼康二氏による、この題字が素晴らしい。元々、漢字って象形文字ではあるのですが、柿沼氏の「首」は、斬首の瞬間そのものに見える。
こちらを向いて跪いて、斬られて、横に滑り、落ちる首。薙ぎ払った刀身に滴る血飛沫。そのものに見えるんですよ。
・戦国時代においては、衆道は武士の嗜みだったわけですが、人間関係の歪みや、行動の動機づけに衆道の愛憎を絡めてくるのは説得力があると思います。
信長が弥助を侍らせていた理由も、邪推してしまいますね🤔
タイトル通り、とにかく、斬首のオンパレードな本作なのですが、ワタクシは「サロメ」のヨカナーンを彷彿とし、「全てをチンコとマンコに結びつけるおじさん」こと、フロイトが提唱した、斬首のモチーフ=去勢不安説を思い出しました。
斬首=男性社会において、存在意義を失う恐怖のメタファーなんかなぁ、と思いつつ。
正直、三島文学と北野映画は、肉体を女体とする者である限り、理解に限界があるのかもなぁ……と思いました。
そういえば「サロメ」を執筆したオスカー・ワイルドもバイ・セクシャルだし。てか、三島先生もワイルドも男女云々、と言うより「美しい人」が好きなんだと思う。そう考えると、信長も、「武士の習いだから衆道に興じた人」ではなく、「自分の美意識や好奇心を刺激する人間を性別関係なく愛でた人」なのかもしれません。
・信長が怖い。ほんとにこの人、R1のCMの人なの……🥲?
・史実によると、本能寺の変の時点での年齢は、信長49歳、秀吉46歳。
一方、「首」のキャスティングは
信長(加瀬亮)49歳
秀吉(北野武)75歳
登場人物の年齢と剥離のあるキャスティングに否定的な意見があったようですが。
これはね、日本文化の「見立」で楽しむ映像作品だと思います。
日本人は、一の中に全を、全の中に一を見る民族です。
見立で有名なものは、砂と石だけで野山や河川の風景を表す枯山水ですが、狂言や落語の中でも一つの扇子を様々な道具に見立てる、男が女を演じ、若者が翁を演じる等、日本人はあらゆる芸事の中で、見立を活用してきた民族です。
見立とは何か。自分の想像力で補填する・拡げる、と言うことです。
・信長のパワハラに心を病んでか、信長と蘭丸のコスプレをさせた他人を夜な夜な惨殺する光秀がヤバい。
本能寺の変を決起するに至った動機が「第六天魔王だと思ったからこそ従ってきたが、自分の子の前では、ただの人だったか」と幻滅したから、と言う点も私は好きですね。
信長の理不尽の遠心力に振り回されながらも、心酔せずにはいられなかった光秀の心情が上手く表現されているシーンです。
・寺島進は何やってもカッコいいなぁ。なんかもう、後ろ姿や歩き方からしてカッコいいのよ。大森南朋も味があって、良い俳優さんですね。岸部一徳の利休居士もいい。岸部一徳は北野版「座頭市」での役も良かったんですが、今回もハマり役。ひたすら狡く情けなく、人間らしい中村獅童も、めちゃめちゃ良かったです。
・信長が怖い。と言うか、私はもはや、尾張弁すら怖い(加瀬亮の演技を絶賛しているだけです。尾張の言語や文化を否定しているわけではないので悪しからず)
・北野作品を象徴する大きな特徴が、生々しい痛みと、呆気ない死。生きている人間が感じる痛みの描写は容赦ないのに、訪れる死は、籠から転げた蜜柑のように、淡々と処理される。
マイラブ三島先生は「葉隠入門」にて
「死は、何も特別なものではない。毎日死を心に当てることは、毎日生を心に当てることと、いわば同じだということを『葉隠』は主張 している。我々は今日死ぬと思って仕事をするときに、その仕事が急にいきいきとした光を放ち出すのを認めざるをえない」
と書いているのですが、今よりも、死がずっと身近にあった時代だからこそ、生への意地汚いほどの執着が、濃く匂う。いつ、殺し、殺されてもおかしくない状況だからこそ、炙り出される人間の本質。
ここらへん、北野監督は容赦なく描きますね。
・北野監督の出自がお笑い芸人だと言うこともあって、北野映画において「笑い」と言うのは重要なファクターです。
日本古来の笑いの文化、落語や狂言は、人間の業を笑うものです。人間らしい愚かしさ、失敗、滑稽を描いて、それを笑いに転換することで消化していく。
笑えない事柄を、笑うことによって、赦す。それが、純度の高い笑い。ユーモアの本来です。
北野映画の笑いは、純性の笑いです。
蝉の声が響く季節、死体の山に群がる蝿の羽音。切断された首の断面。臭いまで漂ってきそうな、これ以上ないくらいのリアリティと、膝カックンのように不意打ちで打ち込まれる笑いの対比。
死があるからこそ、生が躍動し、緊張があるからこそ笑いが生まれる。
正統派の戦国映画を求める人々にはオススメし難いですが、バイオレンス映画としても、お笑い映画としても快作だと思います。
・信長が怖い。
北野監督からは、信長を演じた加瀬亮に「イッちゃってる人ね」と役のイメージを説明したそうですが、加瀬信長はまさにキチguy(コンプラに配慮した表記にしています)。
劇中、一瞬、「これが素の信長では?」と思うシーンがあったのですが、誰よりも聡明で正気だったからこそ、狂った時代の中で、狂わずにはいられなかったのでは?と感じました。
本日は大雪の中、お呼び下さった方、ありがとうございました😊
ワタクシ、先日の休暇中に、北野武最新作「首」を観てきました。
私……、この映画……
……大好きです😭!!
🎞以下、箇条書きですが感想です。
(ネタバレあり)
・信長が怖い。
・前評判では「戦国時代の『アウトレイジ』」と評す意見がありましたが、個人的には
戦国時代✕「アウトレイジ」✕「パルプ・フィクション」✕田亀源五郎(※1)
だと感じました。
あたいの好きなものしか詰まってないのよ😭
(※1 ゲイ ハードSM漫画の巨匠)
・好きな監督は、1にタランティーノ、2にロバート・ロドリゲスを挙げるワタクシ。
北野武は、日本のタランティーノだと思っています。北野武とタランティーノは、お互いを好きな監督として挙げているので、実際、通じるところがあるのでしょうね🤔
バイオレンスとジョーク、緊迫と弛緩のリズム感が似てるのよ。
北野&タランティーノ作品って、血生臭いんですけど、映像としてはスタイリッシュな所も共通点があると思います。
・パンフレット収録のインタビューでも、北野監督はタランティーノの「パルプ・フィクション」を引き合いに出していて、「首を中心に、何個ものドラマが同時進行する様子を撮りたかったんだ」と語っているのですが、これは和製「パルプ・フィクション」だと思って見ると、作品理解がしやすいかもしれません。
信長、光秀、秀吉、家康、各陣営。農民、武士、商人、芸人。様々な視点から、首を巡ったドラマが描かれるのですが、首とは何か。
ある者にとっては、立身出世への通行手形。ある者にとっては、愛した者にだけ、預けるに値する御印(ここらへん、マイラブ三島先生と森田必勝氏の最期を重ねてしまいます)。ある者にとっては、どうでもいい、ただの死体の切れ端。
武将も百姓も死んでしまえば、ただの首。その、ただの首に一喜一憂して駆けずり回る人間の愚かさを、暴力と笑いの力業でエンターテイメントに昇華している。
喜寿に手が届く年齢で、こんなにエネルギッシュな作品を撮ってしまう北野武は凄いよ。
・「バッファロー66」然り、「パルプ・フィクション」然り、「地獄の黙示録」然り。
頭一つ抜けた名作は、開始5分ですでに「あ、この映画、名作だ」と思い知らされる説得力があります。
冒頭、首、と言う一文字だけがスクリーンに映し出されます。
書家の柿沼康二氏による、この題字が素晴らしい。元々、漢字って象形文字ではあるのですが、柿沼氏の「首」は、斬首の瞬間そのものに見える。
こちらを向いて跪いて、斬られて、横に滑り、落ちる首。薙ぎ払った刀身に滴る血飛沫。そのものに見えるんですよ。
・戦国時代においては、衆道は武士の嗜みだったわけですが、人間関係の歪みや、行動の動機づけに衆道の愛憎を絡めてくるのは説得力があると思います。
信長が弥助を侍らせていた理由も、邪推してしまいますね🤔
タイトル通り、とにかく、斬首のオンパレードな本作なのですが、ワタクシは「サロメ」のヨカナーンを彷彿とし、「全てをチンコとマンコに結びつけるおじさん」こと、フロイトが提唱した、斬首のモチーフ=去勢不安説を思い出しました。
斬首=男性社会において、存在意義を失う恐怖のメタファーなんかなぁ、と思いつつ。
正直、三島文学と北野映画は、肉体を女体とする者である限り、理解に限界があるのかもなぁ……と思いました。
そういえば「サロメ」を執筆したオスカー・ワイルドもバイ・セクシャルだし。てか、三島先生もワイルドも男女云々、と言うより「美しい人」が好きなんだと思う。そう考えると、信長も、「武士の習いだから衆道に興じた人」ではなく、「自分の美意識や好奇心を刺激する人間を性別関係なく愛でた人」なのかもしれません。
・信長が怖い。ほんとにこの人、R1のCMの人なの……🥲?
・史実によると、本能寺の変の時点での年齢は、信長49歳、秀吉46歳。
一方、「首」のキャスティングは
信長(加瀬亮)49歳
秀吉(北野武)75歳
登場人物の年齢と剥離のあるキャスティングに否定的な意見があったようですが。
これはね、日本文化の「見立」で楽しむ映像作品だと思います。
日本人は、一の中に全を、全の中に一を見る民族です。
見立で有名なものは、砂と石だけで野山や河川の風景を表す枯山水ですが、狂言や落語の中でも一つの扇子を様々な道具に見立てる、男が女を演じ、若者が翁を演じる等、日本人はあらゆる芸事の中で、見立を活用してきた民族です。
見立とは何か。自分の想像力で補填する・拡げる、と言うことです。
・信長のパワハラに心を病んでか、信長と蘭丸のコスプレをさせた他人を夜な夜な惨殺する光秀がヤバい。
本能寺の変を決起するに至った動機が「第六天魔王だと思ったからこそ従ってきたが、自分の子の前では、ただの人だったか」と幻滅したから、と言う点も私は好きですね。
信長の理不尽の遠心力に振り回されながらも、心酔せずにはいられなかった光秀の心情が上手く表現されているシーンです。
・寺島進は何やってもカッコいいなぁ。なんかもう、後ろ姿や歩き方からしてカッコいいのよ。大森南朋も味があって、良い俳優さんですね。岸部一徳の利休居士もいい。岸部一徳は北野版「座頭市」での役も良かったんですが、今回もハマり役。ひたすら狡く情けなく、人間らしい中村獅童も、めちゃめちゃ良かったです。
・信長が怖い。と言うか、私はもはや、尾張弁すら怖い(加瀬亮の演技を絶賛しているだけです。尾張の言語や文化を否定しているわけではないので悪しからず)
・北野作品を象徴する大きな特徴が、生々しい痛みと、呆気ない死。生きている人間が感じる痛みの描写は容赦ないのに、訪れる死は、籠から転げた蜜柑のように、淡々と処理される。
マイラブ三島先生は「葉隠入門」にて
「死は、何も特別なものではない。毎日死を心に当てることは、毎日生を心に当てることと、いわば同じだということを『葉隠』は主張 している。我々は今日死ぬと思って仕事をするときに、その仕事が急にいきいきとした光を放ち出すのを認めざるをえない」
と書いているのですが、今よりも、死がずっと身近にあった時代だからこそ、生への意地汚いほどの執着が、濃く匂う。いつ、殺し、殺されてもおかしくない状況だからこそ、炙り出される人間の本質。
ここらへん、北野監督は容赦なく描きますね。
・北野監督の出自がお笑い芸人だと言うこともあって、北野映画において「笑い」と言うのは重要なファクターです。
日本古来の笑いの文化、落語や狂言は、人間の業を笑うものです。人間らしい愚かしさ、失敗、滑稽を描いて、それを笑いに転換することで消化していく。
笑えない事柄を、笑うことによって、赦す。それが、純度の高い笑い。ユーモアの本来です。
北野映画の笑いは、純性の笑いです。
蝉の声が響く季節、死体の山に群がる蝿の羽音。切断された首の断面。臭いまで漂ってきそうな、これ以上ないくらいのリアリティと、膝カックンのように不意打ちで打ち込まれる笑いの対比。
死があるからこそ、生が躍動し、緊張があるからこそ笑いが生まれる。
正統派の戦国映画を求める人々にはオススメし難いですが、バイオレンス映画としても、お笑い映画としても快作だと思います。
・信長が怖い。
北野監督からは、信長を演じた加瀬亮に「イッちゃってる人ね」と役のイメージを説明したそうですが、加瀬信長はまさにキチguy(コンプラに配慮した表記にしています)。
劇中、一瞬、「これが素の信長では?」と思うシーンがあったのですが、誰よりも聡明で正気だったからこそ、狂った時代の中で、狂わずにはいられなかったのでは?と感じました。
14:00から出勤します
アロマQ&A「肩こり腰痛に悩んでるわけじゃないんだけどマッサージ受けてもいいの?」
こんばんは✨シズカです⛄
本日も一緒に過ごして下さった皆さん、ありがとうございます😊
🔔定期的なお知らせです🔔
ご指名下さった方への無料オプションで、各種マッサージの施術を行っています。
所要時間の目安は
✋オイル使用のマッサージ(無香料可)だと
30分~
✋オイル無しのマッサージだと
ハンドマッサージ・ヘッドマッサージ各10分~
です。
プレイに使いたいお時間+マッサージに使いたいお時間で、コース時間を決めて頂ければ、と思います。
マッサージに必要なセットは、基本装備として常に持ち歩いておりますので、受付時以外でも
「思ってたより、ちょっと時間が余っちゃったな🤔」
「一回イッたらグッタリしちゃった💦」
となった時に、直接私にお声がけ頂いて大丈夫ですよ✨
・
・
・
おかげさまで、アロママッサージをリクエストして下さるお客様が増えてきており、ありがたい限りです。興味を持って下さった皆さん、ありがとうございます✨
この場を借りて、よく聞かれる質問にお答えしたいと思います🤓
💡アロマQ&A💡
👤「肩こり腰痛に悩んでるわけじゃないんだけどマッサージ受けてもいいの?」
大丈夫です。大歓迎です。
世の中、マッサージ、と一言に言っても様々な種類がありますよね。
大きく二分すると
✋リラクゼーション目的
✋治療目的
に分けられます。
皆さんに理解して頂きやすいように、いつもは「マッサージ」と言う言葉を使用してご説明していますが、アロマオイルを用いた手技は正式には「アロマトリートメント」と呼ばれています。
アロマトリートメントは
🍀心身のケアやリラクゼーション、健康の促進
を目的とした行為です。
筋肉の張り、老廃物のデトックス、など肉体疲労に対してのアプローチも目的としていますが、リラックス、ストレスの軽減など、精神的な疲労に対してのアプローチも同じくらい重要視しています。
人は、他者とスキンシップをするとオキシトシンと言うホルモンが分泌されます。
別名:愛情ホルモンや絆ホルモンとも呼ばれるオキシトシン。
オキシトシンには、抗ストレス作用や抗うつ作用があり、ストレスを減らし、血圧を下げる等の働きがあります。
オキシトシンは、性的興奮と深く結びついているホルモンでもあります。オキシトシンによって男性は男性ホルモン(テストステロン)が、女性は女性ホルモン(エストロゲン)が増加します。
「やましい気持ちはなくても、マッサージを受けていると、ついつい、股間のクラッシャー・バンバン・ビガロが反応してしまう……」
「エロい部分じゃなくても、マッサージされると、ついつい、股間のバーニング・ハンマーがエメラルド・フロウジョンしそうになっちゃう……」
と言うのも、オキシトシンの分泌により男性ホルモン量が増加、男性ホルモンが増加すると性的興奮も促される、と言う、風が吹けば桶屋が儲かる方式の人体の生理現象、なわけです。
アロマテラピーは、比較的、歴史の新しい療法ではありますが、三大伝統医学である東洋医学・インド医学・ユナニ医学に通じる人体の捉え方をします。
それは「ホリスティック(全体的)に人体を捉える」と言う点。
「病」と言う点に対して対処するのではなく、病と言う結果をもたらす背景に対してケアを行っていく点です。
✋病が発現してからではなく、心身の状態が病に傾かないようにケアする。
✋異常が発現している箇所だけ、ではなく、一人一人の生活習慣、遺伝体質、暮らしている気候や風土の性質、と言った全体像を見てケアする。
と言うところに重きを置く考え方なんですね。
以上を踏まえまして。
「現在進行形で、肉体の痛みに悩んでいる」と言うわけではなくても、アロマトリートメントを受けて頂くのは大歓迎ですし、アロマが心身に及ぼすメリットは多々ありますよ☺️
本日も一緒に過ごして下さった皆さん、ありがとうございます😊
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所要時間の目安は
✋オイル使用のマッサージ(無香料可)だと
30分~
✋オイル無しのマッサージだと
ハンドマッサージ・ヘッドマッサージ各10分~
です。
プレイに使いたいお時間+マッサージに使いたいお時間で、コース時間を決めて頂ければ、と思います。
マッサージに必要なセットは、基本装備として常に持ち歩いておりますので、受付時以外でも
「思ってたより、ちょっと時間が余っちゃったな🤔」
「一回イッたらグッタリしちゃった💦」
となった時に、直接私にお声がけ頂いて大丈夫ですよ✨
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おかげさまで、アロママッサージをリクエストして下さるお客様が増えてきており、ありがたい限りです。興味を持って下さった皆さん、ありがとうございます✨
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💡アロマQ&A💡
👤「肩こり腰痛に悩んでるわけじゃないんだけどマッサージ受けてもいいの?」
大丈夫です。大歓迎です。
世の中、マッサージ、と一言に言っても様々な種類がありますよね。
大きく二分すると
✋リラクゼーション目的
✋治療目的
に分けられます。
皆さんに理解して頂きやすいように、いつもは「マッサージ」と言う言葉を使用してご説明していますが、アロマオイルを用いた手技は正式には「アロマトリートメント」と呼ばれています。
アロマトリートメントは
🍀心身のケアやリラクゼーション、健康の促進
を目的とした行為です。
筋肉の張り、老廃物のデトックス、など肉体疲労に対してのアプローチも目的としていますが、リラックス、ストレスの軽減など、精神的な疲労に対してのアプローチも同じくらい重要視しています。
人は、他者とスキンシップをするとオキシトシンと言うホルモンが分泌されます。
別名:愛情ホルモンや絆ホルモンとも呼ばれるオキシトシン。
オキシトシンには、抗ストレス作用や抗うつ作用があり、ストレスを減らし、血圧を下げる等の働きがあります。
オキシトシンは、性的興奮と深く結びついているホルモンでもあります。オキシトシンによって男性は男性ホルモン(テストステロン)が、女性は女性ホルモン(エストロゲン)が増加します。
「やましい気持ちはなくても、マッサージを受けていると、ついつい、股間のクラッシャー・バンバン・ビガロが反応してしまう……」
「エロい部分じゃなくても、マッサージされると、ついつい、股間のバーニング・ハンマーがエメラルド・フロウジョンしそうになっちゃう……」
と言うのも、オキシトシンの分泌により男性ホルモン量が増加、男性ホルモンが増加すると性的興奮も促される、と言う、風が吹けば桶屋が儲かる方式の人体の生理現象、なわけです。
アロマテラピーは、比較的、歴史の新しい療法ではありますが、三大伝統医学である東洋医学・インド医学・ユナニ医学に通じる人体の捉え方をします。
それは「ホリスティック(全体的)に人体を捉える」と言う点。
「病」と言う点に対して対処するのではなく、病と言う結果をもたらす背景に対してケアを行っていく点です。
✋病が発現してからではなく、心身の状態が病に傾かないようにケアする。
✋異常が発現している箇所だけ、ではなく、一人一人の生活習慣、遺伝体質、暮らしている気候や風土の性質、と言った全体像を見てケアする。
と言うところに重きを置く考え方なんですね。
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