赤って200色あんねん
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こんばんは✨シズカです🌛
本日も一緒に過ごして下さった皆さん、ありがとうございました☺️
お彼岸にはまだ早いのですが、小津安二郎監督の「彼岸花」を観賞しました。
黒留袖の裾に描かれた花の赤、帯の赤、花嫁の帯揚げの赤、八掛の赤、緋毛氈の赤、花瓶に生けられた花の赤、風呂敷の赤、魔法瓶の赤、茶托の赤、ヤカンの赤。
とにかく、各所に散りばめられた赤の色がとても鮮やか。
私の心の中のアン・ミカも「赤って200色あんねん」と言わずにはいられないほど、赤が差し色として、印象的に機能しています。
聞いた所によりますと、小津作品初のカラー映画で、赤は小津監督の一番好きな色。色を撮る楽しみ、色を見る楽しみを教えられた作品でした。
日本人の色彩感覚はとても豊かで、他民族に比べて、色の分類が多岐に渡ることは良く知られています。様々な赤の美しさを散りばめた「彼岸花」は、日本の美の一角が凝縮された作品と言えますね。小津映画の美しさを知らないまま死なないで良かった!
ここからは、スーパーエレクトリカル余談。私には「まだまだ撮りたい映画がいっぱいあったのに予算の関係で撮ることができないまま、この世を去ったB級ホラー映画監督の集合霊」が取り憑いているので、目に映る森羅万象をホラー映画に繋げてしまう習性があります。
スプラッタ映画の父、ハーシェル・ゴードン・ルイスの「カラー・ミー・ブラッド・レッド」は、人間の血を赤い絵の具の代わりに使って絵を描く画家のお話です。全てのシーンに意図的に赤が配置されているのですが、それを思い出しました。
本日も一緒に過ごして下さった皆さん、ありがとうございました☺️
お彼岸にはまだ早いのですが、小津安二郎監督の「彼岸花」を観賞しました。
黒留袖の裾に描かれた花の赤、帯の赤、花嫁の帯揚げの赤、八掛の赤、緋毛氈の赤、花瓶に生けられた花の赤、風呂敷の赤、魔法瓶の赤、茶托の赤、ヤカンの赤。
とにかく、各所に散りばめられた赤の色がとても鮮やか。
私の心の中のアン・ミカも「赤って200色あんねん」と言わずにはいられないほど、赤が差し色として、印象的に機能しています。
聞いた所によりますと、小津作品初のカラー映画で、赤は小津監督の一番好きな色。色を撮る楽しみ、色を見る楽しみを教えられた作品でした。
日本人の色彩感覚はとても豊かで、他民族に比べて、色の分類が多岐に渡ることは良く知られています。様々な赤の美しさを散りばめた「彼岸花」は、日本の美の一角が凝縮された作品と言えますね。小津映画の美しさを知らないまま死なないで良かった!
ここからは、スーパーエレクトリカル余談。私には「まだまだ撮りたい映画がいっぱいあったのに予算の関係で撮ることができないまま、この世を去ったB級ホラー映画監督の集合霊」が取り憑いているので、目に映る森羅万象をホラー映画に繋げてしまう習性があります。
スプラッタ映画の父、ハーシェル・ゴードン・ルイスの「カラー・ミー・ブラッド・レッド」は、人間の血を赤い絵の具の代わりに使って絵を描く画家のお話です。全てのシーンに意図的に赤が配置されているのですが、それを思い出しました。