あたし、三人の男性の間で揺れ動いちゃってるんです……
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あ、三国志の話ね。
こんばんは🌛三国志大好きおばさんだお(^ω^)
本日も一緒に過ごして下さった皆さん、ありがとうございました✨
三国志談義が楽しかったので喜びの気持ちを込めて「細かすぎて伝わらないイラスト物真似」を披露しようと思います。
「横山三国志によくある人の斬り方(とりあえず、縦に真っ二つにする)」だよ!
さて、突然ですが、魏・呉・蜀、それぞれの国を企業に見立てたとしたら。曹操・孫権・劉備をそれぞれ企業のトップに見立てたら。諸兄はどこで働きたいでしょうか。
以下、各国を企業に見立てた場合のワタクシの勝手なイメージです。毎度のことながら「この女、頭にイナゴが大量発生してるんだなぁ(※1)」と、生暖かい目で見てあげて下さい。
⭐蜀→少数精鋭の人情味溢れた町工場。中堅の上司(張飛とか張飛とか張飛とか)が言い出しっぺで飲み会の開催が頻繁。アットホームな会社です!
会社とは営利目的の集団ですが、蜀は義の志に基づく国ですので、合理主義よりも功利主義と言いますか、利益も重視しながら従業員のクオリティ・オブ・ライフも尊重してくれそう。有給とか育休が取得しやすそう。
⭐魏→革新的な事業拡大が得意な大手のベンチャー企業。
人材登用にも貪欲で、競合他社からであっても、優秀な人材はどんどんヘッドハンティングする。学歴や経歴といった「これまで何をしてきたか」よりも「こいつを自分の下で使ったら、これから何をしてくれるか」の可能性を重視する、アメリカ式の採用、成果主義・実力主義の人事を行いそう。
自分の実力一本でのしあがってみたい!ビジネスの大海をエネルギッシュに泳ぎ続けたい!と言う回遊魚タイプの方は水が合うと思います。
⭐呉→親族経営の中小企業。株式会社だったら、主要株主みんな孫さん。
うん。呉に対する興味の薄さがあからさまでごめん。
「劉備・曹操・孫権の三人がもし、上司だったら」に関しては以下のイメージです。
⭐劉備玄徳→キング・オブ・人たらし。
自分一人で何でもこなしてしまう上司よりも「自分がこの人の力になってあげなければ」「この人のために戦力になりたい」と部下が奮起し、結果、人材育成に繋がる上司が一番優れた上司だそうな。
その時その時でその人がかけてほしい言葉
をかけることができる。人の承認欲求を上手に満たして自分の懐に抱き込む。人を上手に頼る、人に自分を助けさせる、というのはワンランク上の人の使い方です。
三顧の礼なんて特に、劉備の人心掌握テクニックの真髄が表れているエピソードじゃないかな。義を重んじ、人を大切にする。天性の人たらしセンスを持った劉備は、上司としては一番理想的ではないでしょうか。
劉備のご先祖様である劉邦は「どの部下がいつ戦死したか全て覚えていた」と言うエピソードがありますが、劉イズムをよく表すエピソードですね。
⭐曹操孟徳→慣例に捕らわれず革新的な経営方針で業績を伸ばす敏腕起業家タイプ。反面、自分が天才であるがゆえに独善的な経営にも走りやすい。
「おれの言うことは正しい、おれの成すことも正しい。おれが天下に背こうとも、天下の人間がおれに背くことは許さん」は、横山三国志の曹操のセリフですが、現代だったらコンプラ接触案件ではなかろうか。日本の武将で例えるなら織田信長ですね。
ただし、織田信長は比叡山を焼きましたが、曹操ならトップだけ殺して、僧兵の再雇用を行ったり、軍事拠点として比叡山の施設をそのまま利用したりしそう。兵を育成するコスト諸々を削減できますしね。合理主義オブ合理主義。
ただし、強烈なカリスマ性とリーダーシップはありながらも、曹操では諸葛亮を口説き落とせなかった。関羽と張飛も曹操とは桃園の誓いを立てなかった。それが劉備と曹操の違い。だと、ワタクシは思っています。
ワタクシ、「蒼天航路」で三国志を履修した人間なので曹操自体は好きなんだけどね。一番の推し武将も曹操陣営の夏侯惇だし。
⭐孫権仲謀→父親から受け継いだ会社を運営する二代目社長。派手さはないものの堅実的確な経営方針で不況に強い。
うん。孫権に対する興味の薄さがあからさまでごめん。
逆に、上司にしたくない武将は呂布ですね。
優れたプレイヤーが優れたマネージャーになれるとは限らない――とは、スポーツや経営、様々な分野で語られていることであります。選手として優れた成績を残していても、監督として指導力があるか、はまた別の話。現場での経験が運営に活かされることも勿論ありますが、プレイヤーとしての優秀さが、マネージメント業務をこなす上での障害になる場合もあります。
現代のビジネスマンに例えて言うなら、呂布は、営業成績はいいけれど素行と人間性が悪い、一営業マンとしては優秀だけど、人の上に立たせると人望の無さ・人格のダメさが際立って、悉く部下を潰してしまう離職率上昇ブースターと化すタイプ、ではないでしょうか。
呂布の下で働くのは、ちょっとハードモードだと思う。
三国志正史を著した陳寿ですら
「呂布は虎の勇猛さがありながら英略を持たず、軽はずみで狡猾、何度も裏切り、自分の利益しか頭になかった。こんな人物は、今も昔も破滅あるのみ」
と、けっこうなディスり具合です。
「今も昔も破滅あるのみ」ってかなりのパワーワードだなぁ。
(※1 曹操と呂布が兗州を巡って争った濮陽の戦いにおいて、イナゴの大量発生により兵糧が餓えて停戦する、という下りがある)
こんばんは🌛三国志大好きおばさんだお(^ω^)
本日も一緒に過ごして下さった皆さん、ありがとうございました✨
三国志談義が楽しかったので喜びの気持ちを込めて「細かすぎて伝わらないイラスト物真似」を披露しようと思います。
「横山三国志によくある人の斬り方(とりあえず、縦に真っ二つにする)」だよ!
さて、突然ですが、魏・呉・蜀、それぞれの国を企業に見立てたとしたら。曹操・孫権・劉備をそれぞれ企業のトップに見立てたら。諸兄はどこで働きたいでしょうか。
以下、各国を企業に見立てた場合のワタクシの勝手なイメージです。毎度のことながら「この女、頭にイナゴが大量発生してるんだなぁ(※1)」と、生暖かい目で見てあげて下さい。
⭐蜀→少数精鋭の人情味溢れた町工場。中堅の上司(張飛とか張飛とか張飛とか)が言い出しっぺで飲み会の開催が頻繁。アットホームな会社です!
会社とは営利目的の集団ですが、蜀は義の志に基づく国ですので、合理主義よりも功利主義と言いますか、利益も重視しながら従業員のクオリティ・オブ・ライフも尊重してくれそう。有給とか育休が取得しやすそう。
⭐魏→革新的な事業拡大が得意な大手のベンチャー企業。
人材登用にも貪欲で、競合他社からであっても、優秀な人材はどんどんヘッドハンティングする。学歴や経歴といった「これまで何をしてきたか」よりも「こいつを自分の下で使ったら、これから何をしてくれるか」の可能性を重視する、アメリカ式の採用、成果主義・実力主義の人事を行いそう。
自分の実力一本でのしあがってみたい!ビジネスの大海をエネルギッシュに泳ぎ続けたい!と言う回遊魚タイプの方は水が合うと思います。
⭐呉→親族経営の中小企業。株式会社だったら、主要株主みんな孫さん。
うん。呉に対する興味の薄さがあからさまでごめん。
「劉備・曹操・孫権の三人がもし、上司だったら」に関しては以下のイメージです。
⭐劉備玄徳→キング・オブ・人たらし。
自分一人で何でもこなしてしまう上司よりも「自分がこの人の力になってあげなければ」「この人のために戦力になりたい」と部下が奮起し、結果、人材育成に繋がる上司が一番優れた上司だそうな。
その時その時でその人がかけてほしい言葉
をかけることができる。人の承認欲求を上手に満たして自分の懐に抱き込む。人を上手に頼る、人に自分を助けさせる、というのはワンランク上の人の使い方です。
三顧の礼なんて特に、劉備の人心掌握テクニックの真髄が表れているエピソードじゃないかな。義を重んじ、人を大切にする。天性の人たらしセンスを持った劉備は、上司としては一番理想的ではないでしょうか。
劉備のご先祖様である劉邦は「どの部下がいつ戦死したか全て覚えていた」と言うエピソードがありますが、劉イズムをよく表すエピソードですね。
⭐曹操孟徳→慣例に捕らわれず革新的な経営方針で業績を伸ばす敏腕起業家タイプ。反面、自分が天才であるがゆえに独善的な経営にも走りやすい。
「おれの言うことは正しい、おれの成すことも正しい。おれが天下に背こうとも、天下の人間がおれに背くことは許さん」は、横山三国志の曹操のセリフですが、現代だったらコンプラ接触案件ではなかろうか。日本の武将で例えるなら織田信長ですね。
ただし、織田信長は比叡山を焼きましたが、曹操ならトップだけ殺して、僧兵の再雇用を行ったり、軍事拠点として比叡山の施設をそのまま利用したりしそう。兵を育成するコスト諸々を削減できますしね。合理主義オブ合理主義。
ただし、強烈なカリスマ性とリーダーシップはありながらも、曹操では諸葛亮を口説き落とせなかった。関羽と張飛も曹操とは桃園の誓いを立てなかった。それが劉備と曹操の違い。だと、ワタクシは思っています。
ワタクシ、「蒼天航路」で三国志を履修した人間なので曹操自体は好きなんだけどね。一番の推し武将も曹操陣営の夏侯惇だし。
⭐孫権仲謀→父親から受け継いだ会社を運営する二代目社長。派手さはないものの堅実的確な経営方針で不況に強い。
うん。孫権に対する興味の薄さがあからさまでごめん。
逆に、上司にしたくない武将は呂布ですね。
優れたプレイヤーが優れたマネージャーになれるとは限らない――とは、スポーツや経営、様々な分野で語られていることであります。選手として優れた成績を残していても、監督として指導力があるか、はまた別の話。現場での経験が運営に活かされることも勿論ありますが、プレイヤーとしての優秀さが、マネージメント業務をこなす上での障害になる場合もあります。
現代のビジネスマンに例えて言うなら、呂布は、営業成績はいいけれど素行と人間性が悪い、一営業マンとしては優秀だけど、人の上に立たせると人望の無さ・人格のダメさが際立って、悉く部下を潰してしまう離職率上昇ブースターと化すタイプ、ではないでしょうか。
呂布の下で働くのは、ちょっとハードモードだと思う。
三国志正史を著した陳寿ですら
「呂布は虎の勇猛さがありながら英略を持たず、軽はずみで狡猾、何度も裏切り、自分の利益しか頭になかった。こんな人物は、今も昔も破滅あるのみ」
と、けっこうなディスり具合です。
「今も昔も破滅あるのみ」ってかなりのパワーワードだなぁ。
(※1 曹操と呂布が兗州を巡って争った濮陽の戦いにおいて、イナゴの大量発生により兵糧が餓えて停戦する、という下りがある)