今月の並読本
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こんばんは✨シズカです📖
本日も一緒に過ごして下さった皆さん、ありがとうございました✨
お呼び下さった方にオススメしていただいたアレやコレ……💕は、時間がかかることもありますが、順次、観賞しています。
みんなオススメありがとうね☺️✨
自分が見る映画や読む本の選び方についてですが、さくらももこさんが「ちびまる子ちゃん」で描いていた遠足のお菓子の選び方を応用しています。
①完全に自分の趣味に走ったおやつ
②皆とのおやつ交換の際に通貨として使える万人受けするおやつ
③普段食べているようなお馴染みのおやつ
これを書籍の購入に置き換えますと……
①自分の好みの本
②人から薦められた本や文学賞受賞作
③箸休め的に楽しめる本
感性の換気のために、この3種類をバランス良く買うようにしています。
画像は今月の並読本。
①今月25日は憂国忌🎌と言うことで、三島由紀夫関連を再読。
"エロティシズムと残酷の総合研究誌"「血と薔薇」は、澁澤龍彦を中心人物として製作されましたが、三島先生も深く関わっています。資料として、よく再読しています。
三島先生ご自身は「『三島という作家を知りたければ、この一冊を読め』という作品を自ら挙げるとするなら『憂国』だ」と仰っています。
「憂国」は三島先生ご自身が製作なさった映像作品もあるのですが、静謐な美しさに満ちていて、ぜひ、原作とワンセットで鑑賞をオススメします。
戯曲化された際に、原作・江戸川乱歩、主演・美輪明宏、脚本・三島由紀夫、と言う、贅沢すぎる お耽美バミューダ・トライアングルを形成した「黒蜥蜴」。
美貌の女怪盗・黒蜥蜴は「私はね、この世の美しいものを全て、集めてみたいのさ」と宣っていましたが、三島先生の作品には、日本人の魂の拠り所となる美が螺鈿のように散りばめられています。
ユーモア溢れるエッセイ集「不道徳教育講座」「反貞女大学」はワタクシのバイブル。
「三島由紀夫って冗談も書くんだ……!」と、
完璧な逆説を生きた三島由紀夫とはまた別の平岡公威の一面が発見できます。
三島由紀夫入門には、エッセイ集からのほうが敷居が低いかもしれません。
「夜の夢こそまこと」は、江戸川乱歩の名言ですね。ワタクシが日本で一番好きなバンド、人間椅子の楽曲をモチーフに書かれた小説集です。
オーケンも寄稿してるし、表紙が沙村広明だし、好きなものしか詰まってない。けしからん。
②「京極夏彦とホラー映画が好きなら是非」と薦めていただいた沢村伊智。最新刊の「ばくうどの悪夢」から読み始めたのですが、面白すぎて、三作続けて読了しちゃいました!
沢村作品はコンプリートしようと思います。
③岡村靖幸対談集にて。対談相手のホドロフスキー(※1)に向けての第一声が「来日されてから、取材続きで疲れてませんか?」なの、カッコいいなぁ……。こういうとこだよ、岡村ちゃん。
(※1 チリ出身の映画監督。独特の映像美が特徴。ワタクシは「エル・トポ」が好きです)
本日も一緒に過ごして下さった皆さん、ありがとうございました✨
お呼び下さった方にオススメしていただいたアレやコレ……💕は、時間がかかることもありますが、順次、観賞しています。
みんなオススメありがとうね☺️✨
自分が見る映画や読む本の選び方についてですが、さくらももこさんが「ちびまる子ちゃん」で描いていた遠足のお菓子の選び方を応用しています。
①完全に自分の趣味に走ったおやつ
②皆とのおやつ交換の際に通貨として使える万人受けするおやつ
③普段食べているようなお馴染みのおやつ
これを書籍の購入に置き換えますと……
①自分の好みの本
②人から薦められた本や文学賞受賞作
③箸休め的に楽しめる本
感性の換気のために、この3種類をバランス良く買うようにしています。
画像は今月の並読本。
①今月25日は憂国忌🎌と言うことで、三島由紀夫関連を再読。
"エロティシズムと残酷の総合研究誌"「血と薔薇」は、澁澤龍彦を中心人物として製作されましたが、三島先生も深く関わっています。資料として、よく再読しています。
三島先生ご自身は「『三島という作家を知りたければ、この一冊を読め』という作品を自ら挙げるとするなら『憂国』だ」と仰っています。
「憂国」は三島先生ご自身が製作なさった映像作品もあるのですが、静謐な美しさに満ちていて、ぜひ、原作とワンセットで鑑賞をオススメします。
戯曲化された際に、原作・江戸川乱歩、主演・美輪明宏、脚本・三島由紀夫、と言う、贅沢すぎる お耽美バミューダ・トライアングルを形成した「黒蜥蜴」。
美貌の女怪盗・黒蜥蜴は「私はね、この世の美しいものを全て、集めてみたいのさ」と宣っていましたが、三島先生の作品には、日本人の魂の拠り所となる美が螺鈿のように散りばめられています。
ユーモア溢れるエッセイ集「不道徳教育講座」「反貞女大学」はワタクシのバイブル。
「三島由紀夫って冗談も書くんだ……!」と、
完璧な逆説を生きた三島由紀夫とはまた別の平岡公威の一面が発見できます。
三島由紀夫入門には、エッセイ集からのほうが敷居が低いかもしれません。
「夜の夢こそまこと」は、江戸川乱歩の名言ですね。ワタクシが日本で一番好きなバンド、人間椅子の楽曲をモチーフに書かれた小説集です。
オーケンも寄稿してるし、表紙が沙村広明だし、好きなものしか詰まってない。けしからん。
②「京極夏彦とホラー映画が好きなら是非」と薦めていただいた沢村伊智。最新刊の「ばくうどの悪夢」から読み始めたのですが、面白すぎて、三作続けて読了しちゃいました!
沢村作品はコンプリートしようと思います。
③岡村靖幸対談集にて。対談相手のホドロフスキー(※1)に向けての第一声が「来日されてから、取材続きで疲れてませんか?」なの、カッコいいなぁ……。こういうとこだよ、岡村ちゃん。
(※1 チリ出身の映画監督。独特の映像美が特徴。ワタクシは「エル・トポ」が好きです)