インボイス制度について【秋田の風俗ユーザー様・キャスト向け】
秋田の風俗店で働く女性たちも気になっているでしょう
2023年10月からはじまるインボイス制度について語らせていただきます。
説明なんていうと偉そうですからね。
※注意:法案の修正はいつでも行われていきますので、インボイス自体の内容が変わっていることもあります。
秋田の女性はここをちょっと読んで、まずは知識として蓄積させましょう。
知識を身に着けておけば、過剰に怖がる必要がなくなります。
男性ユーザーさんたちもインボイスと風俗の関わりの知識を得ておくと、お店がどうしてこういうことをするのか、女の子が最近ちょっと動きが変わったぞ、なんて感じたときにその原因に気づいてあげられます。
キャストさんも男性ユーザーさんも知っていて損はないと思います。
なお、ここで「国税庁の特集ページ読め」みたいな説明ならいらないっすよね。
正規のページは用語がとにかくわかりにくい。
課税売上高、免税事業者、適格請求書…この時点でもうダメだぁ(汗
って自分はなります。
さっさとさじを投げちゃいますね。もういいやと。
そんな状態なので、わかりやすい説明があるといいなと思ってこのページを作っています。
秋田の国税庁なんかに相談するのもいいですが、なんか行政は嫌だという人もいるでしょう。
そういった人たちへのインボイスを知るきっかけになるといいかなと思ってます。
さて
では一緒に参りましょう
でも無理せずにご自分のペースを守って学んでいってね♪
目次
インボイスの概要
【インボイス】というのは消費税の支払いシステムのことで、それが今回変更されることになります。
まず消費税についてですが、一番みなさんに馴染みのある税金だと思います。
食品とか家電とか衣服とか、購入するものにはだいたい消費税がついてます。
実はこれって、風俗の料金にも当てはまっているんです。
60分11,000円をお客様からもらってる場合は、1,000円分が消費税になってるはずです。
※消費税を払ってない事業者についてはまた今度…。
そもそも消費税を支払ってない場合はいろいろ問題が出てくるし、払ってない事業者はインボイスも無視というか関係ないって感じですからね。でも無視していて本当にいいのでしょうかね?
風俗で働いていると納税の意識は薄いかもですが
本来、消費税は支払わないといけない税金なんですね。
国がインボイス制度を導入するのも、この辺が目的なんでしょうね。
もらうべき消費税をもらうための制度なんですよね。
個人としては払いたくないけど(涙)。
ここでお店とキャストさんの間で発生する売り上げの分配についておさらいです。
あくまで例ですが
60分11,000円の場合、「お店4,400円」「キャスト6,600円」の取り分になるとします。
消費税はそれぞれ「お店400円」「キャスト600円」となり、これをそれぞれが国におさめるという流れになります。
これが今までの普通の流れです。
ただし、ほとんどのキャスト(99%くらいと言われている)は消費税をおさめていません。
今まではこれで問題になることがあまりなかった、というか払ってないことを判明させるのが困難だったということで、取り上げられることがまずなかったんですね。全国では風俗店の数も多ければ、そこで働く女の子もかなり多いですし、さすがに何かないと国税も税務署も警察も把握もできないし、しようとも思わないでしょうね。
行政ってこういう地道な仕事はしてないですからね。問題起こったら仕事するスタンスです。
そのため、売り上げ11,000円のところ、消費税としては1,000円が本来、国に支払われるところ、このパターンでは、ほとんどの場合が400円(店側がおさめる分)しか支払われてなかったということになります。
キャストで消費税を納税してるのは全体の1%ほどなので、まあほぼ消費税というものはキャストのお給料になっている、と考えて問題ないでしょう。
国側としてはふざけんなという気持ちでしょうかね。
インボイス制度と風俗
カンの良い人は気が付いたかもしれません。
そうです、このキャストさんのお給料になっていた消費税分が、インボイスが施行されたら納税させられるかもしれない、つまりはキャストさんの給料が減額されるということにつながってしまうんです。
減るとしたら、パターンは2つあります。
@キャストが自分で消費税を支払うようになる
Aお店がキャストの消費税分を雑費等で徴収する
正直な話、@はほとんどないだろうと言われてきてます。この場合は、キャストが登録事業者にならないといけなくて、身バレ等のリスクが生じてくるし、逆にキャストが登録すると困るお店も出てくるからですね。消費税を支払ってなかったのは、何もキャストだけじゃないってことなんですね。
ではここでインボイス制度の中身について簡単にご説明いたします。
難しい言葉はほとんど使わないので、ちょっと説明がくどくなります。
そもそもお店もキャストも、事業者登録しているかどうかで違ってきます。
※キャストはほぼ登録しないと言われているので、キャスト=事業者未登録で話を進めますね。
・お店が事業者登録している場合(法人や個人事業主として届出している)
インボイス前までは、60分11,000円でお店は4,400円が取り分でした。※キャストは6,600円
お店は取り分から400円だけ消費税をおさめれば良かったんですね。
これだと【お店に残るお金は4,000円】ありました。
インボイス後は、キャストの分の消費税600円もお店が支払わないといけなくなります。
こうなると、【お店に残るお金は3,400円】になってしまいます。
・お店が事業者登録していない場合
そもそも消費税を支払ってないので、今までと変わらない。
※ただし在籍キャストが1人でも事業者登録すると話がかわってくる。
ここでお店が取る対応の分かれ道が発生します。
上記A『お店が消費税分を雑費等で徴収する』についてです。
インボイス後はお店がキャストの消費税も支払わないといけないので、お店に残るお金が確実に減ります。
それをまかなうために、本来、消費税を支払う必要のあるキャストから徴収してしまおうという企みですね。
キャストにとってはよろしくないパターンです…。
だってキャストはもともと消費税を支払ってないので、お店がそれを徴収しちゃうと、その分収入が減ってしまうんです!
60分11,000円でお店が4,400円、キャストが6,600円、お店が雑費として600円をキャストから徴収すると、お店は5,000円受け取って、1,000円分を消費税としておさめ、手元に4,000円残るということです。お店の売り上げはインボイス前も後も変わりませんね。
ただし!
キャスト側は雑費がとられてるので、本来6,600円もらえるところが、6,000円しかもらえなくなります。
これだとキャスト側だけが損してしまう流れになります。
注意するところはこの点ですね。
お店が急に雑費をとるとか、事業者登録しろとか言ってきたら、いったん立ち止まって、よく考えてみてください。
キャストはお店のことを深く考える必要はありません。
もちろん、お店のことを考えてあげる優しい子ぶっててもいいですが
自分の生活がかかっているのですから、厳しく、そして感情に流されないようにして考えていかないといけません。
とにかく現在在籍中のお店がどういった対応をとるか、注意深く見ていく必要があります。
インボイス制度への対策
この雑費回収の流れを回避する方法として、お店のシステム料金を値上げするという手法も考えられてます。
今まで60分11,000円だったものを12,000円にしてしまえば、取り分がお店5,000円、キャスト7,000円となるとします。
12,000円だと消費税は1,090円となり、キャスト636円、お店454円ですね。(※割り切れてよかった)
ここからお店が雑費として、636円をキャストから徴収するとします。
お店は1,090円の消費税の支払いがあるので、残るお金は3,910円となる
キャストは雑費として636円がとられるので、6,364円が残る。
両方のマイナス値を減らすことができました。
もう少し値上げできたら、むしろ前より取り分が増える計算にもなります。
ただし、値上げしたことでお店の集客力が落ちることも懸念されるので、広告費の増額や企業努力などが必要になってきます。結局お店側の負担は増えることになるかもしれない…。
お店の負担というのは従業員や店長の負担と同義です。
スタッフの負担が増えると女の子への対応もちょっとずつ蔑(ないがし)ろになってヒビが入っていく可能性もある。
ちょっとした傷1つ1つは小さくても毎日傷がついていったら傷だらけになってしまうということです。
マストな理想案は、「お店の料金システムをアップして、かつ、売り上げを減らさない」ことです。
ここ数年は物価上昇の年ですから、料金の値上げをしても違和感はありません。
むしろお店によっては「値上げしなくて大丈夫なの?」ってお客さんから言われることもあるらしいですよね。
そういうところは良いお店ってことなんですかね。
ただ、何も考えずに値上げだけしてもお店の性質上、売り上げが激減することもありますし、長期的に推移を見ると、値上げしてから半年後とかになると、状況が下降に転じてることがよくあります。ここは注意するところです。
売り上げを守ることがお店、スタッフ、女の子を守ることです。
言うは易しというところですけど、みなさま頑張っていきましょう
ポイントをあげると…
お店がどういった対応をするか注意深く見ておきましょう。
・料金システムをどうするか
・消費税をどうするか
・そもそもお店が事業者登録をしているか
・誰が負担を抱えるのか
その対応によって、キャストさんは移籍を考えるべきかもです。
ご自分の人生は可能な限りご自分で判断して決めましょう。
その判断の能力は知識や経験から養われます。
いろいろな人の話や体験を見て聞いて、判断することが大切なんですね。
インボイスの話でしたが、大げさな人生の話になっちゃいましたね。
この記事が少しでも秋田で働く皆さんの気づきにつながることを願っています。
インボイスあとがき
ここまで読むと、もうインボイスに抵抗はないはず。
行政に聞いてみるにしても、前よりは抵抗がなくなってるのではないでしょうか。行政に聞くのはタダだし、特に何か調査されるわけでもないから、気軽に問い合わせしてみてもいいですね。
なんか不愉快なこと言われたら、部署名と担当者を聞いて、その上司に対して文句言いましょう。SNSで発信するときはプライバシーの侵害になるので、個人名は伏せておいて、問い合わせ先名と部署名などを出して抗議すればいいです。本気で個人名は出さないでね。犯罪です。
インボイスの本当に詳しい内容は下記に問い合わせ
【秋田のインボイスの問い合わせ(国税庁)の情報】
【秋田県内】
税務署名:秋田北
所在地:〒011-8577 秋田市土崎港中央6丁目9番13号
電話番号:018-845-1161 ※自動音声でご案内します
管轄地域:秋田市の一部 男鹿市 潟上市 南秋田郡
署番号:05403
税務署名:秋田南
所在地:〒010-8622 秋田市中通5丁目5番2号
電話番号:018-832-4121 ※自動音声でご案内します
管轄地域:秋田市の一部
署番号:05401
税務署名:大館
所在地:〒017-8686 大館市赤館町2番16号
電話番号:0186-42-0671 ※自動音声でご案内します
管轄地域:大館市 鹿角(かづの)市 北秋田市 鹿角郡 北秋田郡
署番号:05405
税務署名:大曲
所在地:〒014-8611 大仙市大曲上栄町9番4号
電話番号:0187-62-2191 ※自動音声でご案内します
管轄地域:大仙市 仙北市 仙北郡
署番号:05413
税務署名:能代
所在地:〒016-8601 能代市末広町4番20号 能代合同庁舎
電話番号:0185-52-6111 ※自動音声でご案内します
管轄地域:能代市 山本郡
署番号:05409
税務署名:本荘(ほんじょう)
所在地:〒015-8622 由利本荘市給人町17番 本荘合同庁舎
電話番号:0184-22-2335 ※自動音声でご案内します
管轄地域:由利本荘市 にかほ市
署番号:05411
税務署名:湯沢
所在地:〒012-8502 湯沢市大工町2番32号
電話番号:0183-73-5100 ※自動音声でご案内します
管轄地域:湯沢市 雄勝郡
署番号:05417
税務署名:横手
所在地:〒013-8504 横手市旭川1丁目5番8号
電話番号:0182-32-6090 ※自動音声でご案内します
管轄地域:横手市
署番号:05415