しずか　【色白癒し系美乳美女】のブログ

こんばんは✨シズカです🌛

6月も今日で終わりですが、お天気が安定しない日が続いた中、わざわざホテルまで出向いてお呼び下さった皆さん、本当にありがとうございました💕

突然ですが、私の趣味の一つが「妖怪について考えること」です。ワタクシ、「日本という国は、水木しげると荒俣宏と京極夏彦の三権分立で出来とる」と信じて生きとるからね。

妖怪とは何か。妖怪とは「目視できない不可思議な現象に対して姿形を与え具現化したもの」であります。世が世なら、ウイルスも妖怪化されていた可能性は大いにあるんだよね。

この所、低気圧由来の不調に悩まされている方も少なくないのではないでしょうか。

古今東西の妖怪の記録に目を通すと「山道を歩いていると勝手に背中におぶさってくる妖怪」というものが散見されます。

気圧は、標高が高くなればなるほど低下します。人里よりも高い位置にある山や峠に現れる、おんぶ系妖怪の正体は「低気圧由来の体への負荷」なのではないか？と私は考えています。

おんぶ系妖怪には「この妖怪に取りつかれると同じ所をぐるぐる回って迷子になる」というパターンも多いのですが、高山病の影響での目眩、判断力の低下由来の現象と考えることもできますね。

妖怪文化が著しく発達したのは、江戸時代だと言われています。江戸の人たちって、幽霊が出た!としても「そうか、何か思い残したことでもあるんじゃろ」と、怪異を受け入れるパターンが多いのです。イレギュラーはイレギュラーとして、そのまま受け入れる懐の深さがあるんですね。

「解決する、だけが解決策ではない」というのを、皮膚感覚で知っていたのかもしれませんね。

「なんか最近、スッキリしないけど、どうせ妖怪のせいじゃろ。妖怪のせいだから、しゃあない」と割りきるくらいの開き直りが現代人にも必要なのかもしれません。

妖怪とは何ぞや。不快不可解な事象に対する恐怖をユーモアで分解してゆく先人達の知的遊戯です。


【お知らせ】
明日7/1も14:00から、出勤予定です。

人間の殿方は勿論、狐狸や狢の皆さんも人間に化けて遊びに来て下さるの、お待ちしています。