ユリのブログ

RSS feedly

読み物〜初めまして、私〜

3いいね
最近の夏は熱い。


おまけに雨も降っており
天気は最悪。



そんな日に晴れて(?)私は

風〇キャストとしての一歩を踏み出そうとしていた。







お店の面接の電話で

持ち物を聞き書類一式を前日には用意しておいた。


「服装はスーツで大丈夫ですか???」



「私服で来てください笑」



「指定はありますか??」




「なんでもいいですよ😊お昼の仕事の面接のイメージを取り払ってもらって大丈夫です。」





久しぶりの面接に私の心の臓は大暴れ。




面接の基本見直さなきゃ。
あーして、こうして、
笑顔、姿勢、視線、清潔感、やる気元気勇気





目が回りそうだ。









電話で事務所を伝えられて
行った先は



「〇✖️△⭐︎ M性〇」





なぜこのお店を選んだのか。











「お姉ちゃん怖い。」


曲がった事をいう下の子を怒った時に
そう言われたから


私は自分はSだと思っていた。







電話越しに道を聞きつつ
(案の定迷える子羊になった、ひよっこ風〇嬢)







アスファルトが湿った匂い。
飲食店の廃棄物の匂い。
傘の隙間をぬって侵入してきた雨に少々濡らされた服から漂う柔軟剤の匂い。
久しぶりにつけたお気に入りの香水の匂い。




混沌とした香り街並みと緊張が押し寄せて
恐怖すら覚える。







事務所へ到着する。

水が滴る雨傘は
ビルの前で雫一滴残さない勢いで
渾身の力で一生懸命振り回してきたが

まだ少し残っている。



先方の玄関を汚すわけにはいかない。




自分のハンカチで水気を拭き取り
深呼吸を3回


ピンポーン。


あぁ、鳴らしてしまった。



もう逃げられない。
(別に囚われるわけではない)




「入っていいですよー」




あまりにもフレンドリーな返答に

え?よろしいんですか?



「お邪魔します!じゃなくて!失礼します!!!!」



あ、ノックするの忘れた!

コンコンコン



「失礼します!!!!(再放送)」




「そんなに緊張しなくて大丈夫ですよ笑😊」









まさに生まれたての子鹿のように
全身震えて
おまけに毛穴も縮み鳥よりも鳥肌極めてるし
話しかけられたら衝撃で卵が産まれてしまうかもしれないぜ。コケコッコー。






お化け屋敷の入り口か?ここは。
と思うほどのビビり様で



入ってしまった。








髭が生えたイケイケな50代男性が


想像のできないような
にこやかな笑顔と柔らかい声で出迎えてくれた。




「こんにちは☺️」









ツイート
マイページにログインすると、
記事にいいねをおこなえます!
さん
あなたのいいねが女の子に伝わります!
いいね 3
05月19日(Mon) 22:44
中まで入って私の衝動を突き動か…
拡大画像
NEW!!

いいねをCLICKで
女の子のモチベがUP!

いいね 99
×