孤独のユリグルメseason1
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イヤホンして
ビッグデザイアで再生してください💕
とても寒い。
体だが熱を求めている。
味というより熱、そんな気分だ。
私はユリ。
しがない独身女性だ。
仕事終わり、乗り換えの駅で改札を出て
中華料理屋へ入る。
「イラッシャイマセ、サケノム?」
いきなりだな。
どれだけ酒豪顔なんだろうか。
「カウンター、サケヤスイ」
「ノム」
ありがとうカタコトのお姉ちゃん。
スプリングバレー
ドイツの青鬼
水曜日のネコ
ほうほう
クラフトビールが400円。
なかなかいいではないか。
スプリングバレーを流し込む。
寒い体が余計に冷えるのではないか。
その心配を全て消してくれる
仕事終わりのビールとは不思議なものだなぁ。
「チョットマタセタ、酸辣湯麺デス」
なんだか正直な店員さんだ。
お待ちどう様でした。の意味だろうが
一品目は酸辣湯麺。
胡椒が効いた熱々の餡に包まれた
麺を一気に啜る。
そうそう、これこれ。
毛穴が一気に開く。
身体中から湯気が出る。
体の全てが開放的になる
まるでGW前日の浮ついた大人のように。
「ショウロンポウね」
きたきた。
このために半分残しておいたビール。
夏の餃子、冬の小籠包。
生姜を乗せて
先が絞られた帽子を突けば
愛情たっぷりの中華スープが、、
出てこない。
出てこないではないか。
他の3つを見ると
まるで干し柿のように萎んでいる。
あぁ、全て破けている。
汁が出てこない小籠包
水餃子ではないか。
ミッキーのいないディズニーランド並みの
残念さがある。
仕方ない。
半分残ったビールとメニュー表を見つめ
メンマを頼む。
メンマ✖️生姜
なかなかの最強タッグだ。
へえー
いい感じ。
小籠包でもたついた口内が
さっぱりする。
スプリングバレーにあう。
しかしクラフトビール400円は熱い。
あぁ、青菜炒めを頼むのを忘れていた。
まぁいいさ。
また来よう。
X@palco_yuri
ビッグデザイアで再生してください💕
とても寒い。
体だが熱を求めている。
味というより熱、そんな気分だ。
私はユリ。
しがない独身女性だ。
仕事終わり、乗り換えの駅で改札を出て
中華料理屋へ入る。
「イラッシャイマセ、サケノム?」
いきなりだな。
どれだけ酒豪顔なんだろうか。
「カウンター、サケヤスイ」
「ノム」
ありがとうカタコトのお姉ちゃん。
スプリングバレー
ドイツの青鬼
水曜日のネコ
ほうほう
クラフトビールが400円。
なかなかいいではないか。
スプリングバレーを流し込む。
寒い体が余計に冷えるのではないか。
その心配を全て消してくれる
仕事終わりのビールとは不思議なものだなぁ。
「チョットマタセタ、酸辣湯麺デス」
なんだか正直な店員さんだ。
お待ちどう様でした。の意味だろうが
一品目は酸辣湯麺。
胡椒が効いた熱々の餡に包まれた
麺を一気に啜る。
そうそう、これこれ。
毛穴が一気に開く。
身体中から湯気が出る。
体の全てが開放的になる
まるでGW前日の浮ついた大人のように。
「ショウロンポウね」
きたきた。
このために半分残しておいたビール。
夏の餃子、冬の小籠包。
生姜を乗せて
先が絞られた帽子を突けば
愛情たっぷりの中華スープが、、
出てこない。
出てこないではないか。
他の3つを見ると
まるで干し柿のように萎んでいる。
あぁ、全て破けている。
汁が出てこない小籠包
水餃子ではないか。
ミッキーのいないディズニーランド並みの
残念さがある。
仕方ない。
半分残ったビールとメニュー表を見つめ
メンマを頼む。
メンマ✖️生姜
なかなかの最強タッグだ。
へえー
いい感じ。
小籠包でもたついた口内が
さっぱりする。
スプリングバレーにあう。
しかしクラフトビール400円は熱い。
あぁ、青菜炒めを頼むのを忘れていた。
まぁいいさ。
また来よう。
X@palco_yuri