岐阜県幽霊団地騒動。
またまた物件の話しになるのですが「岐阜県幽霊団地騒動」ご存知ですか?私はこれテレビで観た覚えがあるんですよ。
岐阜県のある町営住宅で勝手に電化製品が動くとかベランダに知らない人がいたとか、霊的な報告が色んな階の色んな住人から続出して地元の新聞に「幽霊団地」として掲載されたんですね。
これを見たテレビ局がテレビで取り上げお昼のワイドーショーにもなって全国から観光客や霊能力者が殺到して、この団地が一時的にお祭り騒ぎになった事があったんです。
私がテレビで見たのは食器が棚から勢いよく2mくらい吹っ飛んでガシャンガシャン割れている場面でした。
事の経緯ですが、この団地が建設されたのが1998年頃でして、築一年経った頃に4階の住人から「上からの子供の足音が凄い、天井を駆け回っている」と報告があるんですよ。最上階です。
その時は「何言ってるんですか、上は誰もいないですよ」って相手にされなかったんですが築2年が過ぎた頃にはドライヤーが勝手に動く、水が勝手に出るなどの報告が相次いで、中でも一番多かったのが部屋に知らない女の人が立っている、でした。がっつり心霊報告です。
住人の中には実家に避難する人もいて町総出で施工業者に調査依頼したりしたそうです。結局は何もないですよって言われちゃったのですが住人がそれに納得せず、祈祷師や霊媒師を呼ぶ事になったんです。すると一人の霊媒師が
「この団地の広場の真ん中で女が首を吊って死んだ。その魂が供養されていない、その祟だ」って言い始めるんです。こりゃもう大騒ぎですよ。
これでまた報道番組が取り上げて、住人は勝手に広場に慰霊碑を立てたりもしたんです。勝手に立てないでねーって秒で撤去されたそうですが。
結局最後は有名な霊媒師が来て、お祓いをして現象は収まったとの事でした。二次被害もあったようで、肝試しに来た人の騒音やニセ霊媒師が住人を騙して高額な除霊費をふんだくったり、幽霊騒動よりこわい事件もあったそうなんです。
後日談ですが、一番が多かった部屋に知らない女の人が立っていると言う報告ですが実はこれたった一人のオカルト好きな女の人からの報告しかなかったんです。
元々は騒音騒動から始まった事だったんですがこの女の人が知らない女がいると言いだしてここまで広まったそうなんです。この女性の住人だけには見えたのか。。。真相は今も分かっていません。
藤井りか