藤井 りかのブログ

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まだ戦後の名残があったあの頃。

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昭和20年に第二次世界大戦が終わり、その後、昭和30年代、40年代、50年代辺りまで終戦の名残があったような気がします。

当時は全くそんな事感じなかったけど女の子はおかっぱ、男の子は坊主とか身体検査で座高を測るのも終戦の名残だったんですね。当時の遊びはかくれんぼとか缶蹴りとか影踏みとかで外でいつも遊んでいました。

1970年代〜1980年代にかけて本来の機能とはかけ離れた遊び心たっぷりの文房具が大流行しました。外で遊ぶ事もまだまだありましたが、この文房具によって教室で遊ぶ事も多くなりました。

いくつか思い出していきたいと思います。

ボクシーのボールペン持ってなかったですか?シンプルなデザインでお店では常に品薄だったくらい大人気のボールペンでした。けど、ボクシーのボールペンはボールペンとしての機能ではなくその作りが人気の秘訣だったんです。

ボールペンに付いているオレンジのボタンを押すと勢いよくノックが飛び出してくるアレです。そう、スーパーカー消しゴムとセットだったんです。消しゴムと言う割には消しゴムとしての機能は全く無くて、字を消すと逆に汚れてました。

カラフルなスーパーカー消しゴムを机に並べてボールペンのボタンを押してレースを楽しむ。週刊少年ジャンプで連載していた「サーキットの狼」の人気も相まって男の子達には夢のあった遊びだったんでしょう。私のクラスでは女の子も遊んでました。

キン肉マン消しゴムも流行りましたが、これを語ると日記いっぱいになりそうなので別口にします。

あとはやたら蓋の多い筆箱。流行りましたね。消しゴムを入れる場所にも蓋があったり、両面が開いたり立体になったりもしました。男の子と女の子でデザインも分かれていて男の子のは鉛筆を入れる場所が立体になり、鉛筆がまるでロケット台に見えて「ロケット発射!ぴゅー」と擬音まで声にだして鉛筆を手で飛ばしていました。

シークレットスペースなんかもあって筆箱本来の使い方とは違っていましたが、蓋を開けて立体にさせたりするのはちょっとしたステイタスだったんですね。私は何故か大人っぽさをアピールしたくてカンペンを使っていました。

授業中に床にカンペンを落とした事があるんですが、すげー音するんですよ。落とした自分もびっくりしました。

クーピーも当時ではクレヨンでもなく色鉛筆でもなく全く新しい文房具で塗り絵が好きだった私も買ってもらいました。けど、塗り絵ガールズにはクーピーは発色が悪く色鉛筆よりハッキリと色がつかなかったんです。けど消しゴムで消せる色鉛筆ってあの頃では初めてでみんな持ってました。

だけどなんであんな簡単にバキバキ折れるんでしょうか?誰のクーピーも蓋を開けると一本のクーピーが2つか3つになっていました。

臭いつき消しゴムも流行りましたね。男の子で焼きそばの匂いの消しゴムを使っている子がいて焼きそばの匂いの消しゴムは焼きそばの味がするのか?と消しゴムを食べた渡辺くん(仮名)なにしてるかなあ?

電動鉛筆削り持っている子が羨ましかったんです。

藤井りか

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12月04日(Wed) 09:05
昨日は忙しかったです。

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