
♪例えば君がいるだけで心が強くなれる事。

32年まえの夏を覚えていますか?冷夏と言われる寒い夏でコメ不足が深刻化しタイ米など混ぜて販売するなんて事ありましたよね。
2024年、夏の頃からどこに行ってもお米が買えないなんて時期がありました。現在は棚が空っぽになるなんてのはなくなりましたが、米の値段の高騰化にとまどってます。
なんでこんなに米が高いんでしょう?そんな令和の米騒動に迫ってみたいと思います。
2024年、夏。スーパーから米がなくなってしまっている事がニュースになります。この時期の米は2023年に生産されたお米でして、新米が出る時期が9月〜10月ですよね。その直前の8月なので米がなくなる事自体は珍しくないんです。
けど、スーパーから消える空っぽになるまではいかなくて、なぜそこまで米不足になってしまったのか?
2023年は記録的な猛暑に加え、雨が降らない年でした。猛暑と水不足により秋田や新潟など米どころの米が不作になってしまったんです。例年より2割近くの収穫が減ったんです。
そして、政府による生産調整。陰謀論とかではありません。日本人の人口は年々減っています。人が減ったたら食べる人も減ると予測が立てられます。
実際にお米の消費率は年々減っていたんです。そこで農林水産省が主食用の米を減らして需要と供給のバランスを図ろうとしたんです。
けど2022年〜2023年にかけて10年ぶりに米の消費率が増えたんです。人口は減ってるのに食べる量が増え需要と供給のバランスが崩れました。
この理由としては日本食を食べに日本に来る外国人観光客がその年、過去最多人数になった事が考えられました。
あとカメムシの大量発生。カメムシが大量発生した年は雪が多いと言われていたようですが本にその通りになりました。
このカメムシ、実は米の収穫に害を与えるんです。稲を吸ってしまって枯らしてしまったり、米農家さんには大迷惑ですよ。
そんなこんなで令和の米騒動が起きてしまったんですが、大きな何かがあったわけではなく不運が重なってしまったんですね。
毎年苦労してお米を作って下さる農家さんには頭が下がります。
藤井りか
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