理性がほどける音
音のない夜って、不思議。
鼓動だけが、やけに大きく聞こえて、
触れられてもいないのに、肌が先に思い出してしまう。
ドアが閉まる、その一瞬。
空気が変わる。距離が消える。
視線が絡んだだけで、もう逃げ場はなくて、
呼吸の温度で、心までほどけていく。
ねえ、急がないで。
ゆっくりでいい。
焦らされるほど、感覚は正直になるから。
指先が近づく気配だけで、
背中に熱が走るの、わかる?
触れる前から、もう身体は答えを知ってる。
強くしなくていい。
ただ、確実に。
静かに、深く、逃がさない。
気づいた頃には、
思考は溶けて、時間も曖昧で、
残るのは、熱と、余韻と、戻れない距離だけ。
今夜は、
優しい顔のまま、ちゃんと“狼”でいくね🐾🖤
……覚悟、して来て。

