退勤しました

前回のつづき。
しばらくして、その眩い閃光がようやく消え去ったとき――
彼女の姿は跡形もなく消えていた。
まるで夢幻のごとく、狐につままれたかのように、あの光と共にオトハは消え失せてしまったのだ。
そして、代わりに一枚の写真が、静かにその場に残されていた。
霰もない彼女の裸体に添えられた、
「これで抜いてね...💋」という甘い置き手紙とともに。
僕はその写真を一心不乱に握りしめ、自らを高め、果てたあと、
ただ、ホテルの静かな一室に、まだ熱を帯びたままの自分の身体だけを感じ、言葉もなく立ち尽くしていた。
まるで幻を見ていたかのように。
そして改めて思い返すと、料金はきっちりと取られていた。
そう、この一枚の刺激的な写真以外は、何も残らなかったのに──。
風俗でぼったくられただけの男性の心情を、美しくドラマティックに書き下ろしました😌
本日もお誘いありがとうございました🥺