家庭教師と母(前編)

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22:00まで、
お誘いお待ちしていますね🥰💙💙
久しぶりに書いてみました✍️📕
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家庭教師と母(前編)
夜の指導を終え、生徒は自室に籠もった。
リビングに残されたのは、俺とその母親だけだった。
「遅くまで、ありがとうございます」
湯呑を差し出す指先がかすかに震えている。
四十代半ば、夫は単身赴任。
張りを残した肌と、わずかな翳りを宿した瞳が、どうしようもなく俺を惹きつけた。
「旦那さんは、今夜も?」
「ええ……しばらく戻れません」
その寂しげな声に、衝動が弾けた。
気づけば俺は彼女の手を取っていた。
驚きの息が漏れる。だが拒みはなかった。
唇を重ねると、ちゅっと濡れた音が夜に滲んだ。
舌が触れ、女の喉から甘い吐息が零れる。
「先生、いけないわ……」
口ではそう言いながら、身体は熱を帯びていく。
胸元に触れれば、布越しに硬く尖った感触が押し返してきた。
エプロンの紐を外すと、息が詰まるように胸が震えた。
手のひらで揉みしだくと、女は小さく背を反らせる。
その仕草は、拒絶ではなく、受け入れの印にしか見えなかった。
「……子どもが、気づいたら」
怯えるように囁く声。
「なら、外へ」
俺は彼女の手を引き、庭へと導いた。
月明かりに照らされた木陰。
女は震えながらも立ち尽くしている。
俺は背を木肌に押し当て、腰を抱き寄せた。
スカートをめくり上げると、夜風が流れ込み、甘い匂いがふっと広がった。
指を這わせた瞬間、ぐちゅりと湿った音が闇にこぼれた。
「やだ……こんな、音……」
女は顔を伏せ、恥じらいに震える。
だがその震えは、逃げるためではなく、受け入れるためのものだった。
(後編につづく)