続・本日の1話
笑ゥせぇるすまんアニメ版夜行列車を前回から語っていますが
まさかの主人公の名前から漫画版とは異なるという事実
漫画版は比較的サクッと終わるのに対してアニメ版は中々濃厚なお話になっています
夜行列車に揺られていたのは都会での生活に疲れ果てた小宮↓
駅で偶然声をかけてきた喪黒に促されるまま夜行列車へと乗り込み、見知らぬ駅に降り立った小宮はそこで見つけた居酒屋へと足を運ぶ
喪黒との出会いを思い出し、彼がなぜ初対面の自分の名前を知っていたのかなど疑問に思うのだが、そんな小宮に女将↓
は優しくお酒を注いでくれる
女将の優しい笑顔に
実に楽しいなぁ…
あなたのような美しい方とお酒が呑めるなんて
ま、こういう出会いが旅の醍醐味なんでしょうねぇ
と小宮は言い、女将との2人きりの静かな時間に癒される
東京の方はお口がお上手ねぇ…
と女将も満更ではない様子を見せた
しばらくして
おっと、もうこんな時間かぁ
長居しないなんて言ってとんだお邪魔を…
と腰を上げた小宮は、お勘定をして店を出て行く
そんな小宮の背中に
あの、どこかお泊りのあてがあるんですか？
こんな時間ですしもうどこも閉まってますよ
と、女将は声をかける
それは弱ったなぁ…
と困り果てる小宮に
夜はまだ冷えます
よろしかったら二階に泊まってくださいな
と女将は提案する
え…
と驚く小宮に
お客さんのこと、信用してますから
こんな商売してればそれくらいの見分けは付きますわ
ご遠慮なさらずに、どうぞ
と女将は言う
小宮はそんな女将の優しさに涙ぐむ
はぁ
いい湯だった
お風呂をもらい浴衣姿に着替えた小宮は言う
部屋に入ってきた女将は
あら
よくお似合いですこと
それ亡くなった主人の浴衣なんです
もう5年になるかしら…
船の事故で…
子どもでもいれば良かったんですけど…
ごめんなさい
つまらないこと言って
じゃ、おやすみなさい
浴衣姿の小宮を見てそう言うと部屋から出ていった
夜行列車の汽笛を聴きながら考え込む小宮
そして夜は更けていく…
next
都会の生活を捨てた男
そこに現れるは…
寝る時は眼鏡はずさないものですかね
私も普段眼鏡ですがお風呂に入った後は大概はずしたままですが
と、そんな個人差のあることはどうでもよく…
漫画版ではなかった女将の未亡人設定がきましたね
旦那さんが亡くなっていたという事実
考え込む小宮ですが果たしてこの時何を思っているのか
次回展開はぐっと進むわけですが
都会での生活から逃げてきた小宮はこの後どうするのか…
お楽しみに
