シズカンヌ映画祭
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こんばんは✨シズカです🌛
本日も一緒に過ごして下さった皆さん、ありがとうございました💕
さて。ワタクシが好きな映画監督を聞かれた時、前のめり気味で答えているのが、クエンティン・タランティーノ。たぶん今までで一番繰り返し観た映画が「パルプ・フィクション」です。
万人受けするタイプではありませんが、好きな人はとことん好きになる監督だと思います。ミュージシャンズ・ミュージシャン的と言いましょうか、タランティーノ自身がガチの映画オタクだから、映画オタクがたまらないツボを抑えるのが上手いんだと思うの。
タランティーノの脚本って、楽譜で言ったら装飾音符が多いんだよね。物語の本筋とは関係ない部分に散りばめられたムダのセンスの妙が光ってるんです。
彼の現場にはリテイクの際の合言葉があります。それは
タラ「今のシーンもう一回やってみよう!なぜなら~?」
スタッフ「俺たち、映画作りを愛してるから!」
ダメだったからやり直しする。ではなくて、それを愛しているからこそ、もっとベストな状態にしたいだけ。微妙なニュアンスの違いですが、リテイクに対する士気の上がり具合が変わってくるように思います。
サイエンスライターの竹内薫氏は著者「理系バカと文系バカ」で「文系人間と理系人間では『失敗』の概念が全く違う」と語っています。
「100回挑戦して99回失敗した」という事実がある時、文系は「99回失敗してしまった」と捉えるのに対し、理系は「99回失敗しても1回の成功を編み出すためのデータを取得できたのだから無駄ではない」と解釈する。
「99回やっても発見できない」ではなく「適切ではないやり方を99個発見した」と捉える。
どっぷり文系脳のワタクシですが、理系側から物事を眺めてみると"失敗"の意味合いが変わってくるのが面白い。99回の失敗の中に人生の機微を見出だすと、これはこれで"文学"になっていくのですが。
人生死ぬまで仕切り直しの連続ですが、それはそれでクリエイティブなのかもしれません。上手く行かない時だからこそ、身につくことも多々あります。
人生には無駄が付き物ですが、その無駄をいかに楽しむかで、人生の味わい深さが変わってくるのかもしれません。やり直しやムダや試行錯誤という、人生の装飾音符を楽しめる余裕、大事よね。
【お知らせ】
明日6/29は、14:00からお誘いお待ちしています✨
本日も一緒に過ごして下さった皆さん、ありがとうございました💕
さて。ワタクシが好きな映画監督を聞かれた時、前のめり気味で答えているのが、クエンティン・タランティーノ。たぶん今までで一番繰り返し観た映画が「パルプ・フィクション」です。
万人受けするタイプではありませんが、好きな人はとことん好きになる監督だと思います。ミュージシャンズ・ミュージシャン的と言いましょうか、タランティーノ自身がガチの映画オタクだから、映画オタクがたまらないツボを抑えるのが上手いんだと思うの。
タランティーノの脚本って、楽譜で言ったら装飾音符が多いんだよね。物語の本筋とは関係ない部分に散りばめられたムダのセンスの妙が光ってるんです。
彼の現場にはリテイクの際の合言葉があります。それは
タラ「今のシーンもう一回やってみよう!なぜなら~?」
スタッフ「俺たち、映画作りを愛してるから!」
ダメだったからやり直しする。ではなくて、それを愛しているからこそ、もっとベストな状態にしたいだけ。微妙なニュアンスの違いですが、リテイクに対する士気の上がり具合が変わってくるように思います。
サイエンスライターの竹内薫氏は著者「理系バカと文系バカ」で「文系人間と理系人間では『失敗』の概念が全く違う」と語っています。
「100回挑戦して99回失敗した」という事実がある時、文系は「99回失敗してしまった」と捉えるのに対し、理系は「99回失敗しても1回の成功を編み出すためのデータを取得できたのだから無駄ではない」と解釈する。
「99回やっても発見できない」ではなく「適切ではないやり方を99個発見した」と捉える。
どっぷり文系脳のワタクシですが、理系側から物事を眺めてみると"失敗"の意味合いが変わってくるのが面白い。99回の失敗の中に人生の機微を見出だすと、これはこれで"文学"になっていくのですが。
人生死ぬまで仕切り直しの連続ですが、それはそれでクリエイティブなのかもしれません。上手く行かない時だからこそ、身につくことも多々あります。
人生には無駄が付き物ですが、その無駄をいかに楽しむかで、人生の味わい深さが変わってくるのかもしれません。やり直しやムダや試行錯誤という、人生の装飾音符を楽しめる余裕、大事よね。
【お知らせ】
明日6/29は、14:00からお誘いお待ちしています✨