ザ・フラッシュ(※犬は無事です)
34いいね
こんばんは✨シズカです🎥
本日も一緒に過ごして下さった皆さん、ありがとうございました🤗💕
お呼び下さった皆様にオススメして頂いた映画や漫画や音楽や食べ物etc.
時間がかかることもありますが、順次観賞しています。みんな、素敵なオススメありがとうね💕
先日の休暇中、映画好きの仲良し様にオススメ頂いた「ザ・フラッシュ」、観て参りました。
単刀直入に言って、良かった。めちゃくちゃ良かった。そりゃあもう良かった。犬も無事だった(←ここ重要)。
以下、箇条書きですが感想です。
⚠️ネタバレあり
⚡主役エズラ・ミラーやないか!!
「少年は残酷な弓を射る」で、母親にだけ禍々しい感情を向けるサイコパス青年を怪演しており、印象に残っておりました。
今作では、殺された母親と冤罪を着せられた父親を救いたい一心で、無謀とも言える行動に身を投じる青年バリー君を好演していましたね。
超人的な能力を持ったヒーローとしての側面と、人間らしい側面、両方兼ね備えた魅力的な人物造形になっていたと思います。
母親が生きている世界に存在するもう一人のバリーがまた、能天気なアホの子でね。でも、やっぱり根底にはバリーっぽい正義感や意思の強さもある。
悲劇に見舞われたことにより、思慮深くコミュ障気味の青年に育ったバリーと、屈託なく育ったバリー。対照的な一人二役を違和感なく演じ分けていて素晴らしかったです。
母親に最後に会いに行くシーンは、不覚にも、もらい泣きしてしまいました。
⚡監督アンディ・ムスキエティやないか!!
「IT」の2017年リメイク版がめちゃくちゃ良くてですね。その監督さんです。
⚡何度も語ってきていますが、私は動物が可哀想な目に合う映画が苦手です。
しょっぱなから、セラピードッグがピンチ。
「犬が可哀想な目に合う、もしくは、犬の安否が不明な状態で話を進められたら、これからの140分間、私は気が気でない状態でストーリーが全く頭に入ってこないぞ。勘弁してくれ……」と危惧したのも束の間、ちゃんと犬も救出されていました。
そうだ、それでこそ、ヒーローだ。
犬を見捨てる奴はヒーローと認めん。
犬を救わない正義は正義として認めん。
⚡ワタクシ、アメコミものにはとんと疎くてですね。バットマンシリーズを何作か見ているだけの人間なので、予備知識なしで観ても楽しめるか不安だったのですが、十二分に楽しめました。
冒頭で、オペレーターらしき男性がヒーローを要所要所に派遣するのを見て「ヒーローって、個人業務委託契約なん……?」と思ったワタクシ(ジャスティス・リーグが何なのかがまずわかっていない)でも十二分に楽しめました。
⚡使用楽曲がザ・カルトにシカゴにラカンターズ、とロック・ファンなら「わかってるね!」とニンマリしちゃうライン・ナップ。
⚡アメコミ映画のキャスティングって、バットマンのジョーカーを筆頭に、シリーズごとに変わるイメージがあるんですが、そのメタ・フィクション要素を、マルチ・バース(平行世界)と言う世界観に上手く落としこんでいます。
出発点となる世界に存在するバットマンAは「バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生」で、バットマンを演じたベン・アフレック。
バリーが過去を改変した、母親が生きている世界線のバットマンBは、初代バットマン、マイケル・キートン。
父親の冤罪を晴らすことができた世界で出会うバットマンCは、「バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲」で、バットマンを演じたジョージ・クルーニー。
マルチ・バースの一つに存在するスーパーマンは、「スーパーマン」にキャスティングされる予定だったニコラス・ケイジ。
「バック・トゥー・ザ・フューチャー」はエリック・ストルツ主演で製作完遂されている(当初は、マイケル・J・フォックスではなく、ストルツがキャスティングされていた)。
映画オタクがニヤニヤしてしまう小ネタが散りばめられているんですわ。
⚡多様性とマルチ・バース。これが最近のトレンドな気がします。
確かに、多様性が一般化された後の世界で必要になることは、選択肢がありすぎる中で、自分の選択に責任を持つこと。
同じ世界に存在していても、価値観が違えば、世界に対する認識も違う。それはもしかしたら、全く別の世界に生きているほどの隔たりを生む場合がある。それを自覚して、多角的な視点で物事を見る柔軟さを養うこと。だもんね。
メイン・ストリーム・カルチャーで啓蒙するにはふさわしいテーマだと思います。
本日も一緒に過ごして下さった皆さん、ありがとうございました🤗💕
お呼び下さった皆様にオススメして頂いた映画や漫画や音楽や食べ物etc.
時間がかかることもありますが、順次観賞しています。みんな、素敵なオススメありがとうね💕
先日の休暇中、映画好きの仲良し様にオススメ頂いた「ザ・フラッシュ」、観て参りました。
単刀直入に言って、良かった。めちゃくちゃ良かった。そりゃあもう良かった。犬も無事だった(←ここ重要)。
以下、箇条書きですが感想です。
⚠️ネタバレあり
⚡主役エズラ・ミラーやないか!!
「少年は残酷な弓を射る」で、母親にだけ禍々しい感情を向けるサイコパス青年を怪演しており、印象に残っておりました。
今作では、殺された母親と冤罪を着せられた父親を救いたい一心で、無謀とも言える行動に身を投じる青年バリー君を好演していましたね。
超人的な能力を持ったヒーローとしての側面と、人間らしい側面、両方兼ね備えた魅力的な人物造形になっていたと思います。
母親が生きている世界に存在するもう一人のバリーがまた、能天気なアホの子でね。でも、やっぱり根底にはバリーっぽい正義感や意思の強さもある。
悲劇に見舞われたことにより、思慮深くコミュ障気味の青年に育ったバリーと、屈託なく育ったバリー。対照的な一人二役を違和感なく演じ分けていて素晴らしかったです。
母親に最後に会いに行くシーンは、不覚にも、もらい泣きしてしまいました。
⚡監督アンディ・ムスキエティやないか!!
「IT」の2017年リメイク版がめちゃくちゃ良くてですね。その監督さんです。
⚡何度も語ってきていますが、私は動物が可哀想な目に合う映画が苦手です。
しょっぱなから、セラピードッグがピンチ。
「犬が可哀想な目に合う、もしくは、犬の安否が不明な状態で話を進められたら、これからの140分間、私は気が気でない状態でストーリーが全く頭に入ってこないぞ。勘弁してくれ……」と危惧したのも束の間、ちゃんと犬も救出されていました。
そうだ、それでこそ、ヒーローだ。
犬を見捨てる奴はヒーローと認めん。
犬を救わない正義は正義として認めん。
⚡ワタクシ、アメコミものにはとんと疎くてですね。バットマンシリーズを何作か見ているだけの人間なので、予備知識なしで観ても楽しめるか不安だったのですが、十二分に楽しめました。
冒頭で、オペレーターらしき男性がヒーローを要所要所に派遣するのを見て「ヒーローって、個人業務委託契約なん……?」と思ったワタクシ(ジャスティス・リーグが何なのかがまずわかっていない)でも十二分に楽しめました。
⚡使用楽曲がザ・カルトにシカゴにラカンターズ、とロック・ファンなら「わかってるね!」とニンマリしちゃうライン・ナップ。
⚡アメコミ映画のキャスティングって、バットマンのジョーカーを筆頭に、シリーズごとに変わるイメージがあるんですが、そのメタ・フィクション要素を、マルチ・バース(平行世界)と言う世界観に上手く落としこんでいます。
出発点となる世界に存在するバットマンAは「バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生」で、バットマンを演じたベン・アフレック。
バリーが過去を改変した、母親が生きている世界線のバットマンBは、初代バットマン、マイケル・キートン。
父親の冤罪を晴らすことができた世界で出会うバットマンCは、「バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲」で、バットマンを演じたジョージ・クルーニー。
マルチ・バースの一つに存在するスーパーマンは、「スーパーマン」にキャスティングされる予定だったニコラス・ケイジ。
「バック・トゥー・ザ・フューチャー」はエリック・ストルツ主演で製作完遂されている(当初は、マイケル・J・フォックスではなく、ストルツがキャスティングされていた)。
映画オタクがニヤニヤしてしまう小ネタが散りばめられているんですわ。
⚡多様性とマルチ・バース。これが最近のトレンドな気がします。
確かに、多様性が一般化された後の世界で必要になることは、選択肢がありすぎる中で、自分の選択に責任を持つこと。
同じ世界に存在していても、価値観が違えば、世界に対する認識も違う。それはもしかしたら、全く別の世界に生きているほどの隔たりを生む場合がある。それを自覚して、多角的な視点で物事を見る柔軟さを養うこと。だもんね。
メイン・ストリーム・カルチャーで啓蒙するにはふさわしいテーマだと思います。