黒歴史。
私は映画やドラマ鑑賞が好きです。時々周りに人がいっぱいいてセットもあって、NG出しちゃったりしたら笑ってまたシーンが始まって。。。
なんて演じている俳優さんの裏側とか想像しちゃうんですよね。ここってどうやって撮影してるんだろうとかね。
あ、今から読む事は読んだらすぐ忘れて下さい。私の黒歴史なんです。
そんなに昔でもない話しです。10年くらい前だったかな?ネットでニュースなんか見ていたら、子役タレント募集なんて広告が出てきたんですね。そこをポチッと押したら色んな場面で子役タレント募集の広告が入るようになりまして。
子役じゃなくてシニアはないのかっ?と検索したらあったんです。シニアタレント募集が。へえ〜なんて興味が出ちゃって応募の仕方見てたら簡単なんですね。
自己PRみたいなのを書いて何枚か写真を添付して送信っと。。。送信しちゃったよ〜、どうしよう〜💦なんて一人でね、ばかみたいに騒いでいましたよ。死ぬほど恥ずかしいので忘れて下さい。
それからそんなのに応募した事なんてすっかり忘れた3ヶ月くらいたった頃。大きな水色の封筒が届いたんです。なんだこれ?と開けてみると手紙と賞状が入ってました。
「第一次審査合格」と。
手紙にはおめでとうの言葉と二次オーディションを行う日付と場所が書かれていました。一次審査は全員受かったのかもしれません。場所を見たら行けない場所ではない。。。二次オーディションてどんな事やるんだろう?歌とかだったら無理だなーなんてかなりの興味を持っちゃったんです。私。忘れて下さいよ?
しかも特別な申し込みもいらなくて当日行くだけ。どうしようかな?どうしようかな?どうしようかな?と考えながらも気持ちは行く方向よりでした。
そして行ったんです。二次オーディション。170人程集まったようでした。そこで自分は何を目指すか?見たいなアンケートがあって、私は当時はかなり痩せていたのでモデルと俳優に丸をつけました。
こうして書くと恥ずかしいったらありゃしない😰
二次オーディションでは簡単なストーリーとセリフを言うか所に線が引いてある紙を渡されました。男性と女性では違うセリフでしたね。女性は悲しみを表現するようなシーンでした。
5人くらいづつスタジオに呼ばれて前の人の演技が見れるようになっているんです。スタジオの中は暗くてテレビがいっぱいあって審査員がズラリといました。ステージの上で悲しみの演技をするんです。人生初ですよ。当たり前ですが。
まー皆様普通。セリフも棒読みの方が多数。アドリブいれていた人もいました。安心するわあ。中には凄く上手な方もいました。すごっ!
演技の後に自己PRで歌う人もいました。私の前の人が歌を歌ったんですが、え?なんて?と耳を傾けても聞こえないくらい小さい声で下向いていてポソポソと声を出してるだけの人でした。
やめて。緊張感漂わせないで。
自分の番になったけど思い出したくないくらい恥ずかしい演技?ですよ。演技とは呼べないな。
歌は断固拒否したので審査員の方からのいくつかの質問に答えました。5分くらいの時間だったと思います。
終わった順から帰っていいので帰りましたが帰り道、なかなか出来ない体験したなあってドキドキしてました。あ〜どうしよ?CMなんかに出ちゃったりしちゃったらどうしよ〜なんて一人でニヤニヤなんかしたりして←本気でばか。
当然落ちました。なのでCMに出る日なんて未来永劫ありません。
ただ凄く面白い経験をしたと思います。今思えば死ぬほど恥ずかしいけれど楽しかったような気がしないでもなくなくないです。
ただ「芸能界」に入れるかも?なんてちょっとでも思った自分をばかすぎる。。。とは思ってます。
読んだ方は今すぐ記憶を失って下さい。
藤井りか