黒に近いグレーとは?
法律の穴をかいくぐったグレーゾーンのビジネスが世の中にはいくつか存在しますが、その中でもやはりパチンコは一番先に思い付くグレーです。
国営ギャンブルは宝くじや競馬、オートレースなどがありましてパチンコは含まれていません。双方のリスクがある上でお金をかけると賭博罪にあたります。賭け麻雀やスポーツの勝ち負けをかけたりするのはそうです。
ジャンケンで負けたら食事奢りね、なんてのは一時的な娯楽なので賭博罪には適用されません。
なぜパチンコがグレーゾーンと言われているのか?パチンコの玉やメダルを数によってパチンコ屋は特殊景品と言うものに交換できます。
なんの機能もないただの平べったいカードなどが多いらしいです。ハッキリ言ってそんなもん家に置いてどうすんだよ?と思うものばかりです。
けれど、この特殊景品を買い取ってくれるお店があるんですねー。ありがたいですねー。どのお店も
た ま た ま パチンコ屋の近くあるけどパチンコ屋とは無関係のお店なんです。不思議ですねー。
そこで特殊景品を現金に代えてもらえるんです。その景品を買い取ったお店は今度は問屋に買い取られるそうなんです。すると問屋はパチンコ店にその景品を売りに行くんです。
何してんの?
パチンコ店は客に特殊景品を渡しているけど現金は渡してませんよーって現金換金サービスを間接的にしか関与しとないって事で法律の違法性をかいくぐっちゃってるんです。
因みに店員さんに換金所を聞いても教えてくれないらしいです。飽くまでも「関係ないので知りません」てすっとぼける。いや、関係なくても場所くらい知ってるやろ。心は痛まないのでしょうか?
そんなブラックに近いグレーを警察は許しているんでしょうか?現在パチンコ店は風営法の規約に基づいて運営されていますが実は2014年に風営法からパチンコを除外してパチンコ独自の法律にすべきって考案があったんですが、警察は
「パチンコで換金が行われているとは存じ上げませんでした。こりゃびっくり致しました。」的な発言をしたそうなんですね。こっちもびっくりですよ。
なぜそこまで黙認してるのか?もちろん違法ではないってのが一番ではありますがパチンコが警察の天下り先とも言われているからなんです。官僚など勤め上げたおエライさんが定年後にパチンコ関連団体に再就職先としてお世話になってるんですね。
パチンコは身近な娯楽として全国に知れ渡っていますが遊び方を間違えるともうそれは娯楽ではなくなります。
友達がよく5万負けたー💦と買ったばかりのバッグを質屋に入れてお金に変えてパチンコで勝つとまた同じバックを取り戻したりして一人で経済回してるのもいますからね。
藤井りか