続7・本日の1冊
まさかまさかの前回主人公である徐倫がリタイアという、思いがけない展開に
承太郎、アナスイも倒れてしまった今、全ての希望はエンポリオに託されましたね
主要な登場人物たちが全て散っていってしまい、残るラスボスプッチは最強のスタンドを手にしているという考えうる中で最悪な状況ですが…
どんなラストを迎えるのか
ジョジョシリーズでも難解とされるラストを語らせてください
プッチ↓
はエンポリオ↓
を逃がしてしまうが、メイド・イン・ヘヴン↓
で更に時を加速させて、時間を歪めもう1つの世界を作り上げてしまう
…プッチが作り上げた世界、それは
「死亡した人間には辿り着く事が出来ず、生きている人間も自分にこの先何が起こるのかを知っている」
という世界
この先何が起こるのかを知っている=覚悟を持って生きている
と解釈するプッチは、この世界こそが自らが理想とする世界で在ることを認識し、悦に浸る
駄菓子菓子
自分を殺そうとしたエンポリオの生存のみが邪魔な存在だと認識したプッチはエンポリオを殺そうとする
エンポリオは新しい世界の中にある、元居た刑務所へと戻っていた
プッチは刑務所内でエンポリオを発見
殺そうと一撃を加えるが、エンポリオはその一撃を利用して徐倫から受け取ったウェザーのディスクを自らの体内に入れ込む
酸素濃度を高めて攻撃したことによりプッチは倒れ、そのままエンポリオによって殺されてしまう

プッチが死亡した事で時の加速は終わり、再び世界が動き出す
しかしその世界は徐倫が既にいなくなっている世界
エンポリオは激闘の果てにボロボロになりながも、ある町で徐倫とアナスイにそっくりなカップルを見つける
エンポリオはその女性の肩にある星型のアザを見つけ、女性が徐倫の生まれ変わりであることを確信し、涙を浮かべる
女性に名前を聞かれたエンポリオは涙を流して
「ぼくの名前はエンポリオです」と答える
エンポリオを乗せて走り出す女性の車…
next
第6部補足
散り逝くものたち…
と、こんな感じで6部は終わりを告げるわけですね
物凄く複雑に感じる第6部ですが、全体的なストーリーとしては徐倫の命を狙うプッチが刑務所内で様々なスタンドをけしかけて襲い脱獄したプッチを追って徐倫が戦うという極めてシンプルな話
ラストが過去1難解なストーリーになっているためラストの考察なんかは多数出ていますね
その辺についてもまた機会があれば語ってみたいと思いますが、この6部があるからこそ次の7部に繋がるわけですね
このパラレルワールドのようなプッチが作り出したもう1つの世界観が今後生きて来ます
それにしても主人公が生存しないのは1部以来ですかね
この当たり前に主人公が勝ち残らないところがジョジョなんですが…やはり何とも言えない気持ちになりますね
承太郎についてももっと語りたいところではありますね…
本当はあんなあっさり倒されるべきキャラではないけれど娘を庇ったというあたりが承太郎らしいのかなぁ


常々娘を大切に思っていたのは伝わってましたしね
それでは次回は補足という形で散っていった登場人物たちを紹介して6部を締めようと思います

