
「気づいた手」
5時間前
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「……続きを、知りたいって言ってたよね?」 小さな会議室のソファに座らされ、返事もできないまま彼の視線が落ちてくる。わたしの膝に置かれた手が、じんわりと熱を伝えてくる。そのまま、ゆっくりと、腿の内側に──。 押し返すような力も、もう残っていなかった。見つめられながら、その指先が布の上から触れてくる。重ねるように、探るように、生地越しでも、どこに何があるかを、彼はもう知っているようだった。 ──どうして、…
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