
本日の1冊

さてさて、最近赤い人を語り続けたのでこの辺りで久々の本日の1冊を
せっかくのジョジョ好きを公言しているので本日は只今絶賛映画も公開中の岸辺露伴は動かないから懺悔室をお話ししてみたいと思います
ネタバレがガッツリ出てくるかと思われるので今から本を読む、映画を観る予定があり、ネタバレNGなお兄さんたちはここでUターンを
懺悔室の舞台はイタリアのヴェネツィア
とある教会の懺悔室…
怪我により連載を中断していた人気漫画家岸辺露伴↓
が漫画の取材旅行先で偶然遭遇することになった不思議な話であり彼が実際にこの耳で聞く恐怖の出来事
(余談ですが広瀬康一↓
がイタリアに行くために露伴にイタリア語を話せるようにしてほしいと頼んでいるため懺悔室は黄金の風の全日譚ということになりますね)
さてこの今作の主人公、岸辺露伴とはどんな人なのか…
これを知らないと物語は頭の中にクエスチョンマークが並んだまま進んでしまいます
岸辺露伴は「ジョジョの奇妙な冒険第4部ダイヤモンドは砕けない」に登場する架空の漫画家
同漫画のスピンオフ作品「岸辺露伴は動かない」では主人公になりますね
露伴がもつスタンドは対象を「本」にする能力を持つ
(スタンドについては後ほど説明しますねここが分からないとこの話は全く分からないものになるので…)
能力を受けた者は基本的に身体のいずれかの部位が薄く剥がれ、本のページとなる…
(映画では分かりやすく全部顔になっていましたね)
その本は対象の記憶している人生の体験が書かれていて、記述を読むことにより相手の記憶や相手の知り得る情報を知ることが可能
更にそのページに情報を露伴が書き込むことで相手の行動、記憶を露伴が思い通りに制御することも出来る
本にされた者はこの時点で死亡はしておらず、ショックで一時的に気を失ったり、身体がスタンドの紙状になっているため動きづらくなる
ページを破り取られると相手はその破り取られた部分の記憶を失う
ある程度の知能を持った動物や幽霊、そして露伴自身にもこの能力は有効
文字を書き込まれたとき、その文字の効果は絶大で対象となる人物がどれだけ拒絶しようと逆らうことは出来ない
短期間でネイティブ並みの語学力を身につけさせる
時間100キロの速度で吹き飛ぶ
など本来ならばその人物の力では実行不可能な事象すら実行させることが出来るようになるから凄い
(なので康一もイタリア語を教えて欲しいではなく話せるようにしてほしいと頼んでいるわけですね)
スタンド能力の成長性は高く、作中では頻繁にアップデートされている
その能力の高さから作中では無敵と評されたこともある
駄菓子菓子
ヘブンズ・ドアーの一部を吸収した大柳賢↓
のスタンドボーイ・II・マン↓
には書き込んだ命令を書き換えられて取り消されたり
噴上裕也↓
のスタンドハイウェイ・スター↓
と対峙した際には一度は本に変えるも本体である露伴が生命力を吸われたことにより命令を書き込めなくなり能力は解除された…
また、本体を殺害して露伴に取り憑いたスタンドチープ・トリック↓
に使用した際には自身にその効果がはね返った
スタンドの相性によっては能力が通用しない場合もある
また発動させるためには能力を相手に「見せる」必要があり、髪形を馬鹿にされ激怒し、目の前の状況が認識できなくなった東方仗助↓
のように、能力を認識できない相手に対しては、発動させることができない
そして破壊力自体は低く、殴り合いはできない
露伴自身の遠い過去の記憶や運命は読めない
死にゆく人間に使用した場合は肉体に存在する「人生の体験」が消えていく様子が見え、それが完全に消えると相手は死亡する…
死人を本にすると、2つの場合がある
生前の記憶が読めるが死んだ後のことは読めない
または「死」という文字だけで埋め尽くされており生前の記憶を読むことも命令を書き込むこともできない
また死者を蘇生させることもできない
これが岸辺露伴の能力である
では次にスタンドとは何かを話してみようと思います
スタンドとは「パワーを持った像(ヴィジョン)」であり、持ち主の傍に出現してさまざまな超常的能力を発揮し、他人を攻撃したり持ち主を守ったりする守護霊のような存在である
漢字では「幽波紋」と表記
「スターダストクルセイダース」で初登場して以降のシリーズでも設定が引き継がれている
作者によると、スタンドとは超能力を目に見える形で表現したものである、ということらしく
例えば「曲がるスプーン」や「破壊される壁」などといった超能力の影響を受けた物体を描くのではなく、超能力そのものに姿を持たせて絵に描くことができるようにしたものが、スタンドである
作者は以前インタビューで
ムッと念じるだけで物がバーンと割れるんじゃなくて、他人には見えないんだけど実際に何かが出てきて、そいつが物を割ってくれる、みたいな
と語っている
懺悔室について語るつもりがその前段階の岸辺露伴とはどんな人物か、その岸辺露伴が使うスタンドとは…の説明だけでかなり長くなってしまいました
このまま書き続けるには文字数が足りなくなりそうなので
まさかの懺悔室については一言、二言しか語っていませんが←
続きはまた次回
本日の1冊でお会いしましょう
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