本日の1本

さてさて、夜のお時間の日記…
何を書こうか悩みましたが
最近ご紹介した本日の1冊岸辺露伴は動かないより懺悔室の映画版のお話をしたいと思います
原作の方を語ったのに忘れられてしまうと映画との違いが分かりにくくなってしまうかなぁと思ったのでシティハンターと同じく取り急ぎこちらを回収してしまおうかなと
ここからはネタバレしかないので今から懺悔室を観る予定のネタバレNGのお兄さんたちはUターンを
ではではここからは前回語った原作との違いや、新たに加えられた設定、ストーリー、キャラクターなんかを語りたいと思います
原作と重複している点もありますがご了承を
ジョジョの奇妙な冒険第5部の舞台がイタリアとなっているのですが岸辺露伴↓
は第4部の主要キャラ
露伴が過去にイタリアに行った際に体験した奇妙な出来事を回想するスピンオフのエピソードが今回の映画となる
実はこの映画冒頭から既に原作とは異なる展開となっている
露伴がイタリアに渡航する理由は海外でも人気の岸辺露伴作による漫画ピンクダークの少年の大ファンであるヴェネツィアの大学の関係者ロレンツォ↓
から招待を受けた大学のイベントに参加するためである
編集者泉杏香↓
より先にイタリアのヴェネツィアに到着していた露伴↓
は2人組のスリに絡まれる
2人を露伴の能力ヘブンズ・ドアーで本に変えると2人の人生を読み解いていく
本の中にはスリの1人が所持していたマスクについて
このマスクを手にせずにはいられなかった
と書かれていた…
このことに興味を持った露伴はマスクが作られた工房に向かう
そこでマリア↓
という日本人とイタリア人のハーフであるマスク職人と出会う…
この冒頭のここまでのシーンが全て原作にはない部分になるんですね
そもそも重要そうなこのマスクというアイテム自体原作に登場していなかったこと覚えていますか
ではこれを踏まえて話を映画の続きに戻します
工房を訪れた後露伴はある教会を訪れる
誤って教会内にある懺悔室の神父側の部屋に入ってしまう
そこにマスクを被った男↓
が現われ、格子の奥にいる露伴を神父と勘違いしたまま懺悔を始めてしまう
露伴は仮面の男のイタリア語の発音に違和感を覚えると
あなた日本人ですよね?
と男が日本人であることを見抜き、日本語での会話を続ける
何故仮面をつけているかを尋ねる露伴に男は
秘密を抱えることは苦しい
それが重大であればあるほど…
時間が経てば経つほど苦しみ、心は悲鳴を上げていく
と答える
あなたの救いになるならどうぞと露伴は男の懺悔を聞くことにする
(ここからの懺悔の内容は原作とほぼ同じなので割愛して簡単に説明を微妙にシチュエーションや置かれた環境は違いますが大筋は同じですね
)
男が語った内容は次のとおり
男(水尾)↓
は25年前あてもない旅の道中、イタリアでスリにあい、一文なしとなる
そこから肉体労働のバイトに明け暮れていたときに日系人の浮浪者ソトバ↓
に何日も食べていないと食べ物を求められるが、食べ物をタダで渡すことは出来ないと怪我と病気をしている空腹で今にも倒れそうなソトバに肉体労働を強制した挙句、ソトバは階段から転落し、死亡する
ソトバの怨霊は男の足を掴みながら
俺は暗い絶望の中にいる
俺は絶対に忘れない
お前が幸せな絶頂の中、俺以上の絶望を味合わせてやる
と男に呪いをかける
その日から男(水尾)には次々と幸福が訪れる
遠い親戚から遺産が転がり込み、巨万の富を得ると、トップモデルと結婚
娘にも恵まれ、男の会社は順調に大きくなっていく
駄菓子菓子
幸せになればなるほどにソトバの怨念が男の頭をよぎり、怯える日々を過ごすこととなる
この授かった娘こそが冒頭に成長した姿で登場したマスク職人のマリアなのである
next
ソトバとのゲーム
男の懺悔
そして…
原作では娘はポップコーンゲームの時に少し登場するだけで、ゲームの後の娘のエピソードはないんですね
映画ではこの時点では勿論まだこの産まれた娘がマスク職人のマリアだとは分からないのですが成長したマリアが冒頭に出てきたことでこの後男が語る過去エピソードがより濃くなるわけです
案の定長くなっているのでまた次回続けて語っていきたいと思いますが…
次回くらいで原作の違いを書きつつも原作のラストまでは一気に追いつきたいですね
文字数気をつけつつ頑張ります