本日の1話

前回に引き続き笑ゥせぇるすまんの中でもトラウマ回と言われている漫画を語っていこうと思います
前回は有名な話を選ぼうという方に集中してしまって肝心の
のないお話を選んでいたことに語り終わってから気付くという大失態を犯したので
今回はドーン!!!!が絶対に入っている話の中からセレクトしっかりあるのでお楽しみに
それでは今宵も喪黒福造にあなたのココロのスキマ埋めてもらいたいと思います
今回のお話は
長距離通勤
しつこいようですが前回はうっかりしてしまったので今回こそは喪黒のアレを交えて語らねばということで選んだお話です
主人公は毎日4時間もの時間をかけて会社に通っているサラリーマン長井道範↓
長井は郊外にしかマイホームを買えなかったため毎朝4時に起きて電車を4回も乗り換えて会社まで長距離通勤をしていた
そんな長井はある日電車の中で喪黒福造↓
に足を踏まれる
本当にすみません
このままでは私の気が済みません
どうか私に償いをさせてください
という喪黒に
償いなんてそんなオーバーな
結構ですから…
と明らかに迷惑そうに返す長井
それでもと、粘る喪黒に対して、4時間かけて会社に通勤していることを告げ、遅刻してしまうからと慌ただしくその場を立ち去る長井
何とか遅刻せずに会社に着いた長井
仕事を終えて帰り支度をしているところを上司に飲みに誘われるが、帰りの電車がなくなってしまうからと断り家路に向かう
そんな長井を駅で待ち構えていた喪黒だったが長井に声をかけるものの時間がないと振り切られてしまう
それじゃ明日…
と長井に手を振る喪黒
(いや、怖いですよね帰宅時間知らないはずの朝に会っただけの人が駅で偶然再会する確率
そしてこのそれじゃ、明日…という意味深な台詞
風貌だけじゃなく存在がもうトラウマ案件な喪黒…)
その翌朝早くインターホンを鳴らされて応対する長井
そこには運転手付きのハイヤーが喪黒からの使いだと言って長井を会社まで送るために待機していた
車の中でぐっすりと眠る長井だったが車は渋滞に巻き込まれ、会社に到着する頃にはすっかり退社時間となっていたのだ…
上司に注意を受け肩を落として帰宅しようとする長井に声をかけた喪黒は長井を自身の行きつけのバーへと誘う
今朝の事情を聞いて恩を仇で返したことになったことに気付いた喪黒はこれでは納得がいかないと更なる償いを提案する
断る長井を喪黒は会社まで徒歩3分の高級マンションの一室へと案内する
喪黒は長井にこの部屋を自由に使ってかまわないと伝える
そしてその部屋には若くて綺麗な女性がいて、食事、洗濯などの身の回りの世話もその女性が全てしてくれるというのだ
ウィークデーはここから会社へ通えばいいでしょう
と喪黒は長井へ提案する
駄菓子菓子
喪黒は続けてこう忠告もしたのだ
ただし…
週末はかならずお宅へ帰ること!
日曜、祝日にここへ来ることは一切許されません!
もしあなたがこの約束を破ったらとんでもないことになりますからね!
と…
喪黒から借りたマンションに住み始めた長井は、通勤疲れがないためか前よりも意欲的に仕事に取り組めるようになり、また今まで終電を理由に断っていた上司との呑み会にも積極的に参加できるようになった
長距離通勤がない自由で楽な生活に長井はすっかりハマってしまう…
そんなある日、長井は仕事帰りに上司と呑みに行きいい気分でマンションへと帰る
ただいま〜
と酔っ払いニヤけながらマンションの部屋の扉をいつものように開ける長井
駄菓子菓子
そこに待ち構えていたのはいつもの自分のお世話をしてくれる若くて綺麗な女性ではなく、家具などが全て無くなりがらんどうになった部屋に立つ喪黒
あーっ!!
と驚愕する長井に喪黒は言う
長井さん…
今日は祭日ですよ
あなたは約束を破りましたね!
約束を破ったらどうなるか!
思い知ってもらいましょう
後日会社では長井が5日も無断欠勤していることを心配する声が上がっていた
奥さんのとこにも全然連絡がないことを心配していたところ、1人の女性が長井のロッカーから異臭がすることに気付きロッカーを開けると…
そこには変わりきった長井の姿があった
会社をとるか?
住まいをとるか?
これは選択に困るテーマですな
ホーッホッホッホッホッ…
という喪黒の笑い声で話は締めくくられる
next
決断ステッキ
語っていて思いましたが…
初版原作漫画とはアニメやリメイク版は少し内容違ったんですね
比べて書いてみても面白いのですが大筋は一緒なので違いだけここで簡単に書いちゃいたいと思います
この主人公の男長井がアリ🐜の飼育を趣味としている描写があるんですね
そして最後は長井のロッカーへと続くアリの行列を同僚が発見してロッカーを開けると長井の腐って発酵した甘い匂いに誘われたアリたちが
長井の身体に群がっているところを発見されるというオチでした
そして喪黒にドーン!!!をされた理由としては
そんなに会社の近くにいたいのですか?
ではご希望を叶えましょう!
ドーン!!!
といった流れだったはずですね
初めて見た時は最後に干からびて亡くなっている描写がトラウマだった覚えがありますが、こうやって思い出してみたら忠告は破っているもののそこまで悪いことしてないような気がしますが…
自分の楽さに身を任せて堕落し、家庭を蔑ろにしたことがいけなかったのですかね
次回はもう少し分かりやすく忠告を破った話を語れたらなぁと思う反面、読んだのがだいぶ昔なためうろ覚えの部分もあり…
最近また必死に読み返してる次第です