続・本日の1話

本日も笑ゥせぇるすまんから夜行列車の続きです
前置き長くすると文字数制限に引っかかる危険が高くなるのでサクッといきたいと思います
都会での生活に疲れた別野↓
は駅で声をかけてきた喪黒に促されるままに(正確には半分脅しに近い文言とドーン!!により)夜行列車へと乗り込む
車内アナウンスの駅名にピンとくるものがありふらりと降りた駅でとある呑み屋に立ち寄る
そこの美人女将↓
との酒の肴を楽しんだ後、女将にすすめられるまま宿の決まっていなかった別野は店の二階へと泊めてもらうことにした
その日から別野は女将と一緒に暮らすようになる
女将は店の客たちには別野を事業に失敗してしまった自身の兄だと説明していた
そんな田舎で女将とゆっくりした生活を満喫していた別野はというと
ここへ来てもう二週間になる…
居心地のよさについズルズルとなってなんだかもう長い間ここに住んでる気がする…
家や会社ではぼくの失踪で大騒ぎだろう…
でもそれも遠い出来事に思える…
なんて呑気なことを呟きながら酒を片手にテレビを楽しんでいたのだ
そんなある日電話が鳴り響く
電話の主に驚く別野
ほら
あの時のものですが
いま駅前にいるんです
と別野を呼び出したのは…
勿論喪黒である
渋々といった感じで駅に向かう別野
別野さんよっぽどあの居酒屋の二階の住み心地がいいようですね
それはそうと別野さんあれからお宅へは一度も電話してないようですね?
喪黒の言葉に関係ないと言いつつも図星をさされてどこか後ろめたそうな別野
そんな別野を責めるでもなく喪黒は続ける
こにらに住みつくなら住みつくでお宅へ一度電話なさったらいかがですか?
ほら
このテレホンカードをさしあげますから!
そう言って1枚のテレホンカードを別野に渡した…
next
夢のような生活
そして迎える結末…
喪黒来ましたね
もう今更感しかないしこの漫画でそこを疑問に思ってはいけませんが、何故途中下車した駅や住みついた居酒屋のことまで喪黒は知ってるのか
この漫画で何より怖いのはやっぱり喪黒福造その人ですよね
にしてもこのテレホンカード…
めちゃくちゃ欲しいです
今の時代には使う機会なんかないのは分かっていてもこのデザイン、面白すぎる
テレホンカードを渡された別野ですが、果たして彼は素直に家に電話をかけるのでしょうか
次回で漫画版夜行列車は最終回ですね
にしてもこうやって読み返すとアニメ版とはだいぶ違うような気がしますね
1番の違いはラストになるのでその辺りはまた両方を語り尽くした後で…
「そろそろおうちに連絡を入れた方がいいですよぉ、連絡しなさい、いいですね」
と喪黒は言い、そのまま去ってしまう。
喪黒に言われたことで急に家のことが気になった小宮は、女将が店に出ている隙に家へと電話をしてみる。
すると電話には娘が出て、泣きながら「お母さんが倒れて入院した」と言う。
何もかも捨てて旅に出たものの、やはり家族のことが捨てきれなかった小宮は、
『ぼくは帰らなければならない、黙って行くことを許してほしい、本当にありがとう』
と女将に書き置きを残して、ひとり駅へと向かう。