三国志メシ
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濮陽の戦いとかけまして、ベッドタウンと解きます。その心は、どちらも蝗害(郊外)でしょう。
こんばんは✨
三国志大好きおばさんだお(^ω^)
蝗害とは、イナゴの大量発生による災害のこと。
呂布と曹操が兗州を奪いあった濮陽の戦いの折にも、イナゴの大群の来襲により、兵糧が食い尽くされ、何より、戦闘どころではなくなったため、停戦を余儀なくされたーーと言うエピソードがございます。
ワタクシは常々、疑問に感じていたのです。
「2本足は親以外、4本足は机と椅子以外は食材に使う」と言われる中国人。それなのになぜ「イナゴを兵糧にする」と言う選択肢を選ばなかったのか?
中国の食文化を揶揄しているわけではありません。食と医学における、古代中国人の飽くなき探求心には、仰ぎ見るところが多々あると思っています。
「起こり得なかったこともまた、歴史の一部なのだ」とは、ワタクシが敬愛する寺山修司の言ですが、歴史好きにとって、歴史上のIFについて想像力を巡らすのは、なかなかに楽しい知的遊戯です。
イナゴを兵糧にしていたら、濮陽の戦いの結末が変わり、引いては歴史が変わっていたのでは?と、ワタクシは思うんですね🤔🦗
そう……、シズカ・アントワネットは常々「兵糧がないなら、イナゴを食べればいいじゃない」と思っておったのです。
かの諸葛亮は、初めて軍師を任された博望坡の戦いにおいて「鍋盔」と呼ばれる簡易焼きパンを発明し、兵糧危機を救いました。
これは「粉を少量の水で練り伸ばし、鍋代わりにした盔に入れて焼く」と言うもの。水と時間の節約にもなり、保存も効くため、行軍が効率化されたのだとか。
諸葛亮が考案したレシピと言うと、肉まんが有名ですが「行軍中に野菜を安定して摂取できるように」と、持ち運び可能なプランター栽培まで実行していたそうです。
ワタクシは「曹操では諸葛亮を口説き落とせなかった」と思っているのですが(呂布は論外)、もし、曹操軍が諸葛亮を有していたなら、画期的なレシピを考案して、兵糧危機を乗り切っていたのでは?と思うんですね。
と言うわけで、イナゴを使った簡易的な焼きパンを作ってみようじゃないか。
小麦を使うのは甘えです。卵を使うなんざ、驕りです。イナゴに全てを喰らい尽くされた後でも泥だったらあるだろ、と思うので、イナゴと泥を混ぜて焼いてみようと思います。
完成品は、画像をご覧ください。
「なんだ、この焦げたパンケーキは……」と思った諸兄。これは焦げたパンケーキではありません。
🦗コオロギパウダーと食用珪藻土を水で練って焼いたもの
です。
固まりにくく焦げやすいので、調理にコツがいる気がします🤔
食感はモサモサボロボロしています。製作後は、シズッカが、ちゃんと美味しく頂きました。
コオロギは桜海老の上位互換みたいな味がするので、普通にお好み焼き作ったほうが美味しかったなぁ、と思いつつ。
結論:虫と土を練って焼いたものは、食べられないほどの味ではない。
こんばんは✨
三国志大好きおばさんだお(^ω^)
蝗害とは、イナゴの大量発生による災害のこと。
呂布と曹操が兗州を奪いあった濮陽の戦いの折にも、イナゴの大群の来襲により、兵糧が食い尽くされ、何より、戦闘どころではなくなったため、停戦を余儀なくされたーーと言うエピソードがございます。
ワタクシは常々、疑問に感じていたのです。
「2本足は親以外、4本足は机と椅子以外は食材に使う」と言われる中国人。それなのになぜ「イナゴを兵糧にする」と言う選択肢を選ばなかったのか?
中国の食文化を揶揄しているわけではありません。食と医学における、古代中国人の飽くなき探求心には、仰ぎ見るところが多々あると思っています。
「起こり得なかったこともまた、歴史の一部なのだ」とは、ワタクシが敬愛する寺山修司の言ですが、歴史好きにとって、歴史上のIFについて想像力を巡らすのは、なかなかに楽しい知的遊戯です。
イナゴを兵糧にしていたら、濮陽の戦いの結末が変わり、引いては歴史が変わっていたのでは?と、ワタクシは思うんですね🤔🦗
そう……、シズカ・アントワネットは常々「兵糧がないなら、イナゴを食べればいいじゃない」と思っておったのです。
かの諸葛亮は、初めて軍師を任された博望坡の戦いにおいて「鍋盔」と呼ばれる簡易焼きパンを発明し、兵糧危機を救いました。
これは「粉を少量の水で練り伸ばし、鍋代わりにした盔に入れて焼く」と言うもの。水と時間の節約にもなり、保存も効くため、行軍が効率化されたのだとか。
諸葛亮が考案したレシピと言うと、肉まんが有名ですが「行軍中に野菜を安定して摂取できるように」と、持ち運び可能なプランター栽培まで実行していたそうです。
ワタクシは「曹操では諸葛亮を口説き落とせなかった」と思っているのですが(呂布は論外)、もし、曹操軍が諸葛亮を有していたなら、画期的なレシピを考案して、兵糧危機を乗り切っていたのでは?と思うんですね。
と言うわけで、イナゴを使った簡易的な焼きパンを作ってみようじゃないか。
小麦を使うのは甘えです。卵を使うなんざ、驕りです。イナゴに全てを喰らい尽くされた後でも泥だったらあるだろ、と思うので、イナゴと泥を混ぜて焼いてみようと思います。
完成品は、画像をご覧ください。
「なんだ、この焦げたパンケーキは……」と思った諸兄。これは焦げたパンケーキではありません。
🦗コオロギパウダーと食用珪藻土を水で練って焼いたもの
です。
固まりにくく焦げやすいので、調理にコツがいる気がします🤔
食感はモサモサボロボロしています。製作後は、シズッカが、ちゃんと美味しく頂きました。
コオロギは桜海老の上位互換みたいな味がするので、普通にお好み焼き作ったほうが美味しかったなぁ、と思いつつ。
結論:虫と土を練って焼いたものは、食べられないほどの味ではない。