
わたしの身体は、誰のものなの?」
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乳首に触れる指。
アナルの奥に、感じる気配。
どちらも、彼のじゃなかった──
はずなのに、拒めなかった。
「ここ、誰に触られてるかわかってる?」
昨日、彼がそう言った時、
わたしの中はぐちゅっと音を立てて締まっていた。
わたしの身体は、彼のものだった。
でも今は、
命令する声と、触れてくる手が、別々にある。
わたしの中を通り抜ける快感が、
誰のものか、もうわからない。
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さん
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