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せなのブログ

「声、録るからな──締めた瞬間まで全部」

2日前
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脚を縛られたわけじゃないのに、開かされたまま動けなかった。

仰向けのまま、ベッドの縁に尻を寄せて、腰の下に丸めたタオルが入れられる。

そこに置かれるのはスマホのマイク。

「今日は、おまえの“締まり”が録れるか試す」

低く呟かれた声に、乳首がぴくりと立つ。

わたしの脚は、自分の意志ではもう閉じられなかった。

視線の先には、男がもう一人。

喋らない、動かない、ただ椅子に座って、じっと見ている。

録音と、視姦と、命令。

それだけで、脚の間からじゅわっと音が立つほど、身体の奥が熱くなっていた。

「動くなよ。音、濁るからな」

そう言って彼が、下着の脇から指をすべらせる。

くちゅっ、ぬちゅっ……と最初から音が出てしまう。

「……もう濡れてんのか。声、我慢できなかったら出せ」

そう言いながら、片方の乳首を指先で軽く転がす。

ぐちゅっ、ずちゅっ、ぬぼっ……

わたしの中に、浅く、何度も何度も擦るように出し入れされる。

「……ぅん゛っ、んっ…くっ……っ」

喉の奥で押し殺した喘ぎ。

声を殺すと、音がよく聴こえる。

自分の中が、こんなに濡れてるなんて、

こんなにいやらしい音が鳴るなんて、

再生されたらどう思われるんだろう──

そう考えただけで、脚の奥が痙攣する。

「ほら、また締まった。奥の声がちゃんと録れてるぞ」

乳首をひねられた瞬間、腰がびくんと浮いた。

指は浅いまま、でも中は勝手に飲み込もうとして、ぴくぴくと締まってしまう。

ずちゅっ…ぬちゅっ…じゅぼっ……

マイクがその全部を拾っていた。

見られている。録られている。

でも逃げられない。

いや──逃げたいとも思っていない。

突き上げじゃない。激しさでもない。

浅く、じらし、なぞるように擦られるだけで

わたしの中は、もう、限界まできていた。

「イクなら、締めろ。声は録った」

その一言で、

喉の奥が震えて、

乳首が硬く痙攣して、

奥がずぶずぶに締まりきったまま、

声にならない声をこぼして、

わたしは果てた。

マイクの横で、ぴちゃっと音が跳ねた。

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05月28日(Wed) 07:03
あの時の声、聴かされながらまた…

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